DELE試験への道
少し暖かくなってきた関東地方です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、表題の通り、私スタッフmは秋のDELE試験を目指すことにしました。受験レベルは新設されるC1。このような個人的なことを書店ブログに書いて申し訳ないのですが、少しでも皆様のお役に立てば、、、という気持ち半分とブログに書けば後にひけなくなってがんばれるかも、、という気持ち半分です。どうぞ皆様お付き合いくださいませ。
DELE試験概要はこちらで、、↓
http://www.dele.jp/index.html
弊社ではメインスタッフは皆C2(旧SUPERIOR)保持者。私はB2を持っていますが、いつか、受けようと思いつつ、あまりのC2のレベルの高さに腰がひけてしまっていました。しかし今年の11月にはC1レベルが新設されます。というわけで重い腰をあげ、C1レベル受験を目指すことにいたしました。現在の「まあとりあえず通じるし、、、」というぬるま湯状態から脱出しよう、と心新たにした次第であります。
ではC1レベルとはいかようなレベルなのか。そもそもA1とかC2とは何?と思われるかたもいらっしゃるでしょう。少しレベルについておさらいしてみました。
A1とかB1、というのはヨーロッパ共通参照枠 Common European Framework of Reference for Languages ( CEFR ) (スペイン語では Marco común europeo de referencia para las lenguas (MCER) )に基づいたレベルわけのことです。A1からC2まで全6レベル。
CEFRは、加盟国が教育政策やカリキュラムを策定し、言語の学習・教育プログラムを実施し、さらには到達度を評価するに当って互いに協力していく上で必要となる共通の枠組みを提供しようということです。今までは、デンマークの英語教育での「中級」とスペインの英語教育における「中級」では必ずしも同じ到達度にあるわけではありませんでしたが、この参照枠ができたことにより、加盟国のどこにいってもA2なら同じレベルであることが証明されることになりました。また、ひとつの言語に限らず、イタリア語、フランス語、ドイツ語など参照枠に基づいたレベルを採用している外国語教育ならば言語が違ってもその言葉の習得度は同じとなります。ドイツやフランスではビザの発給基準として自国語の能力を要求する場合にはこの参照枠レベルを基準として採用しています。
A1、A2 は基礎段階の言語使用者
B1、B2 は自立した言語使用者
C1、C2 は熟達した言語使用者
ちなみに私が目指すC1レベルは以下のようなものです。
いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解することができ、含意を把握できる。言葉をさがしているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。複雑な話題について明確でしっかりとした構成の詳細なテクストを作ることができる。その際、テクストを構成する字句や接続表現、結束表現の用法をマスターしていることがうかがえる。(吉島・大橋訳・編 2004 c Goethe-Insitut)
「熟達した」言語使用者、という意味がわかりますね。日本語でもできているか不安になりますが、、、。
11月20日の試験を目指して9ヶ月弱、できるだけのことはやってみたいと思います。(m)
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