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30/09/10

DELE道・13 おわび

さて、皆様にお詫びしなくてはいけません。DELEC1を受ける、と宣言して半年やってまいりましたが、モデル試験をやってみたところ力及ばず11月受験を断念いたしました。

受けてみるだけ受けてみたら、とも思いましたが、そればB2受験1回目のときに思い知っているので、、、やはり準備段階で出来ないものは本番でもできない。ということは本当です。

仮にもスペイン語で仕事しているのだから大丈夫では?と思ったりもしたのですが仕事で使う範囲のスペイン語単語、用語とは全く違う単語がC1では要求されます。試験用のスペイン語力の準備が必要とされるのですが、現在の生活でそれだけの時間を勉強にあてることができませんでした。仕事でスペイン語を使って、プライベートでもスペイン語に時間を割くことの難しさも改めて実感。B2を受けたときはこの仕事に着く前で、とにかくスペイン語に触れているだけで楽しかったものですが、、、

独学の限界も改めて感じました。C1についてはまだ対策問題集もなく、セルバンテスの対策講座も今期はありません。だらだら勉強するのも直前でやめるのも良いことではない、というのは子どもの頃から教わってきたことではありますが、今はあえて受けないことを選択いたしました。何を書いてもいいわけになってしまうのがお恥ずかしいところです。

ただ、スペイン語の勉強は細く長く続けていくつもりですので、皆様にご報告できることはこれからもお知らせしていきたいと思います。このコーナーをご覧いただいていらっしゃる方、今後とも読んでいただければ幸いです。(m)

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13/09/10

昔のなまえ

日差しが弱まったとはいえ蒸し風呂のような熱気につつまれている東京・市ヶ谷です。皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

早いものでセルバンテス文化センター東京がオープンしてから丸3年を迎えようとしております。本日はちょっと、セルバンテス書店の歴史についてご説明差し上げたいと思います。
書店にいらしてくださるお客様によくお尋ねいただくのが、

「昔、このへんにマナンティアル書店さんってありましたよね」
「自由ヶ丘にインタースペインってありませんでしたか?」
「渋谷の店舗はまだあるの?」

書店の所在地と名前です。スペイン語の専門書籍店としては都内では唯一といっていいくらいなので皆様ご記憶してくださっていてありがたい限りです。いずれもセルバンテス書店の前身なのです。

マナンティアル書店 市ヶ谷で23年間営業していたスペイン語書店。スペインの修道女さん達が経営していた書店。母国へ帰る際に書店をたたむのが忍びない、という希望により有限会社インタースペインが書店業務を引き継ぐことに。当時は都内で唯一のスペイン語洋書店であり、現在のようにインターネットが普及していなかったので、スペイン語学習者の皆様にとっては現地のスペイン語に触れられる貴重な場所だったとのことです。

インタースペイン書店 自由ヶ丘にて書店を営業。1階にアンナ・ミラーズというアメリカ風パイが食べられるチェーンレストランが入っていた。当時はフジモリ大統領政権下により日本で働く日系ペルー人の方々が大勢いらっしゃったので、お店に来てくださるのも日本人よりはネイティブの方が多かったということ。

インタースペイン書店 渋谷時代。書店が手狭になったこともあり、若者のメッカ、渋谷に移転。スペイン語学校、留学サービスを開始。公園通りのGAPのはす向かい、2階に大戸屋の入っているビルでした。土地柄か学生さんのお客様が増え、スペイン語を身につけたい、スペイン語で働きたい、という夢を微力ながらお手伝いし始めたころ。オンラインショップを始めたのもこのころでした。

セルバンテス書店 セルバンテス文化センター東京のオープンに伴い、センター内の書店としてオープン。名前を「セルバンテス書店」と変更。世界中のセルバンテス文化センターの中でも書店があるのは東京だけ。ビクトル館長さんがお客様をご案内するときは幣書店に立ち寄り、必ずそのようにご紹介くださっています。そんな時、書店スタッフはカウンター内でうなずいています。

詳細はインタースペインホームページでも(リニューアルしましたhappy01ぜひご覧くださいませ)ご参照いただけます。

発祥の地、市ヶ谷に帰ってきたというのも何かのご縁かもしれません。センター内に書店を構えるようになってから日々感じるのが、スペイン語学習者の方の裾野が広がってきている、ということ。昔は資格試験のDELEも認知度が低く、ハードルも高かったのですが、最近では「B2持っています」という方もちらほらお見かけします。セルバンテス文化センターのスペイン語教室でゼロから始められた方々も、ご自身のペースで着々とレベルアップされて授業が終えられた後の会話も半分スペイン語。ネイティブ先生に教わっていらっしゃるせいか皆さんの発音のよさにびっくりしてしまうときもあります。スペインに行くのにも、語学習得だけではなく、サッカー、フラメンコなどなど様々な目的を持って渡航される方々が増えてきました。お客様に社会人の方も増え、いろいろな業種でスペイン語圏とのかかわりがあるのだということを教えていただいております。

ネットショップ全盛の今、さらに電子書籍の波まで押し寄せておりますが、手にとってスペイン語の洋書が見られる場所としてお役に立っていけることを望んでおります。書店で何かご不明な点がございましたらぜひ、スタッフにお声掛けください。

Nitteredori セルバンテス文化センターを出て左に向かってすぐの通りは「日本テレビ通り」通称、「ニッテレ通り」です。移転してからは昔ほどではないものの、テレビに出ているような人も歩いていたり、、するみたいです。(m)

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2/09/10

スペイン ザパテロ首相来日講演会にて

サパテロ首相の来日に伴い行われた講演会に出席しました。スペインが、今、どのような経済状況にあり、めざしている形はどんなものなのか。
首相は、成長戦略と財政赤字(deficit publico)の削減の両立の具体的な戦略に関して熱く語りました。
◇ ◇ ◇ 
at 日本記者クラブ20100901
(現場にてその場で翻訳のため意訳です)
【財政赤字の削減】
2009年 GDP比  11%強 → 削減目標 2011年6%へ
GDP → スペイン語では、PIB Producto Interior Bruto 

【スペイン成長戦略のために以下の分野の改革必須・実行中】

1)財務・金融部門 Reforma Financiera 銀行再編 

2008年のリーマンショックのあおりを受けて、マクロ経済悪化。国内でも金融改革が必須。スペインでは、45行あった地方銀行貯蓄銀行(Cajas de ahorros)を統合し、18行に整理した。
それによって金融システムの安定は保証された。
2)労働市場部門 Refroma laboral

労働力の流動性を高める。今までの固定化した労働市場では、マクロ経済と
企業の競争環境の変化にスペイン企業はついていけない。
よって、過去の労働契約の慣習を見直し、企業側の負担を軽減し、国際的な競争力を高める基盤をつくりたい。

Flexibilidad del mercado laboral

流動性は、地域の流動性と、雇用のステータスの流動性との双方向。
地域は、国内、EU内の労働力の流動性を高める。
雇用のステータスについては、今まで企業の競争力を弱める足かせになっていた contrato indefinido 永久雇用契約 の改正を行う。


3)社会福祉特に年金制度改革 Reforma de sistema de pensiones

スペインは、日本につづく高齢者の多い社会である。社会の構造が変われば、当然、社会保障のあり方も代わってくるわけで、政府は柔軟にその改革を進めたい。

【フォーカスする分野】Internacionalizacion de la economia
1)Sector de servicios サービス産業
2)Inovaciones  イノベーション
3)Tecnologias テクノロジー

【課題  財政赤字削減と成長戦略との兼ね合い】
1)国民との合意形成
特に、労働組合の強い国。どのように合意形成していくのか。
透明性の高い説明責任を義務として、国民と丁寧に向き合う。

スペインは、独裁体制から、民主主義へと30年でざまざまな危難を乗り越えてきた。国民全体がその体験を持って、今回の危機も乗り越えると確信している。

2)不動産バブルの傷跡 金融機関への影響は?

一部の土地は60%、住宅においては30%価格下落も。
しかし、金融機関は、欧州金融機関の Test de solvencia (ストレステスト)を行い、安全性を確認した。これ以上の公的資金注入は必要ない。
先ほど述べたような金融機関の統廃合もスピーディーに手をうった。

3)ユーロについて

ヨーロッパは、もう後戻りできないこの歴史的なユーロ圏を形成しつつある。参加するすべての国が、政治・経済の枠組みを統一し、EU全体をひとつの集合体とみなした共通概念の形成が必要であり、ユーロ圏はそこに向かって各国が協調していると信じている。
4)スペイン国債 (Bono del estado)
市場でのスペイン国債への不安感については、政権主導で行っている数々の構造改革が功を奏して、最近の国債発行による資金調達は成功している。
【アジアとの関係】

日本とスペインでは、経済の力学は、日本に偏っている。
在スペイン日本企業の数は、2009年現在、160社。
在日本スペイン企業は、たったの30社。

日本企業は、中南米への進出のあしがかりとして、中南米市場を熟知したスペイン企業のちからに気づいてもいいのではないか。

逆もしかり。スペイン企業は、日本をあしがかりにして、アジアを考えてもいいのではないか。
◇ ◇ 
超高齢化社会、財政赤字、スペインと日本は、案外、共通の課題を抱えているのですね。しかし、自分の国の成長を信じて、積極的に、国外のメディアに対して自分の国の戦略をクリアーな言葉で伝える。
スペイン語での表現の力を感じました。

20100901

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