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30/04/12

アルゼンチンひよっこ通信4 ブックフェアー

日本の皆様は大型連休に入ったところでしょうか。ゆっくりお過ごし下さいね。ブエノスアイレスは♫今は〜もう秋〜♫というか冬。つい先日までタンクトップで歩いていた人々が厚手のコートを着ています。

さて、本日は目下開催中の第38回国際ブックフェアーFeria Internacional del Libro de Buenos Airesについてご報告したいと思います!

Feria1

やっと書店員らしいレポートです。何を隠そう、実は私、ブックフェアーというものに行くのは初めて。もちろん社長を始め仕入れ担当のスタッフは日本、およびスペインで行われるフェアーに毎回参加しているわけですが、お恥ずかしながら私スタッフmはプライベートでも行ったことがなく、ここブエノスアイレスで初体験となりました。

まずは概要からいきますと、開催期間は4月19日から5月7日までLa Ruralという場所で行われます。ここは市内でも山の手地区、動物園や公園の多いエリアです。

私が行ったのは4月21日の土曜日の夕方。お目当てはウルグアイの作家Eduardo Galeanoの講演会でした。会場近くのイタリア広場に到着すると、どんどこどこどこという太鼓の音が響いてきました。賑やかさに引き寄せられるようにチケット売り場へ急ぐと、すでに長い行列が出来ています。夕方だというのに人気だなあ、と、とりあえず最後尾に並びました。列が進む間にもお菓子を売りにくる人、自転車につけるライトを売りにくる人がいて見ているだけで飽きません。先ほどの太鼓の音がひときわ大きくなったかと思うと、なんとそれは若者達による政治キャンペーン。話題のYPF問題です。太鼓をたたき大統領指示を訴えていたのです。いずれはこのYPF問題にも取り組まねば(←ただ単に新聞記事を読むということ)と思っているうちに順番がやってきました。

無事にチケットを入手して、とりあえず今夜のGaleanoさんの講演が行われる場所を確かめに場内をうろうろ。すると会場とおぼしき石造りの建物の前に広がる芝生地帯に、これまた長い長い行列を発見。嫌な予感がしつつ、列に並んでいる年配の女性に「ひょっとして、講演会のために並んでいるのですか?」ときいてみた。答えは”Sí”。まだ講演まで2時間近くあるというのに…すると突然、聞いた女性の隣にいた若い女の子が

「並ぶのなら向こうよ!ここからは並べないから!」

と芝生の遥か向こうを指差しながら親切にも(?)教えてくれました。指の先には夕暮れに沈むほの暗い空間にさらなる行列が、、、折しもその日は気温が10度も下がって皆さん寒そうに肩をすくめています。開始時間になったら戻ってきて、後ろの方でも入れるようなら入ってみよう、とその場をそそくさと立ち去り、展示会場に向かいました。

展示会場は東京ドームのような(行ったことありませんが…)だだっ広い空間に、ブースがずらりと並んで華やか。政府関係、大学関係の主に展示だけ、というブースと実際に書籍を購入できる書店、出版社のブースが半々ぐらい。やはり人気は実際に買えるブース。人だかりの出来ているところには、作者が来ていて著書にサインをしたり一緒に写真を撮ったりしていました。サンドイッチやお菓子を売るコーナーもあってデパートの催事場のよう。本にまぎれてアラビア風の装飾品を並べているブースもあり、ますます物産展的な雰囲気が漂っていました。

Feria2

書店でおなじみのスペインの出版社や、地元の出版社、ウルグアイやキューバのブースを興奮気味で探索。欲しい本が山ほどありましたが、こちらでも本はやや贅沢品。フェアー割引があるとはいえそんなに安くはありません。吟味した上で購入したのはこれ。Real Academiaの文法書の黄色い一群は2巻組の完全版から、マニュアルまで出てますが私に使えるレベルはこのハンディ版。戦利品にほくほくしている内に、先ほどのGaleanoさんの講演会の時間になりました。

しかし!会場前には入場を待つ行列が暗闇の中、延々と続いているのでした。考えが甘かった、、、と肩を落としながら出口へ向かいました。夜の9時を回っているのというのに帰る人より入場してくる人の方が多い。どうやら夜の11時まで開催とか。さすが宵っ張りのポルテーニョ(=ブエノスアイレスの人)。市民の娯楽として読書が根付いている環境にも感心しつつ帰路につきました。

翌日の新聞によるとGaleanoさんの講演会に集まった人々はなんと2,000人以上!お昼の2時から並んでいた人もいたとか。それはいうよね「ここからは並べないよ!」って、、、

講演会の様子を伝える記事(ビデオあり)

■本日の単語■■
上記記事の中でみつけた単語をご紹介します。

engañar 紛らわす
DRAE: 4.     tr. entretener      (distraer). Engañar el tiempo, el sueño, el hambre. 

          
con  chaleco marrón para engañar el primer frío porteño del año,
           茶色のベストで今年最初の寒さを紛らわして

ovación 拍手喝采
DRAE
: 1.     f. Aplauso ruidoso que colectivamente se tributa a alguien o algo. 

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

 

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23/04/12

アルゼンチンひよっこ通信3 ホットな話題

皆様こんにちは。例年より少し肌寒いという噂の関東地方、いかがお過ごしでしょうか。日本の裏側ブエノスアイレスは例年より高い気温でつい最近まで夏日でした。週末から一気に気温が10度くらい下がり、そろそろ秋なのか、相変わらず日差しは強いけど、、というところです。

 なんとか生活も落ち着いて、ニュースもじっくり読めるようになった特派員mです。目下、アルゼンチンでホットな話題といえばガス会社YPFの国有化問題=la estatizacion de YPF。スペインの私企業REPSOLが経営権を持っているこの会社を、アルゼンチンが国有化する為に法律を改正してしまおう、、、という動き。もちろん、スペイン側、ひいてはEUでも問題になっているニュースですが、この話題は難しいのでもう少し調べてからお伝えしたいと思います、はい。

 その一方で、スペイン関係で話題になっているのが、スペイン国王の「ゾウ狩り旅行問題」。スペイン未曾有の不景気のさなか、国王のJuan Carlos1世が招待旅行とはいえアフリカにゾウ狩り旅行に行って怪我をし、国民に謝罪をした、というニュースです。スペインの歴史上でも国王が直接国民に謝罪をするというのはかつてなかったことで、大きな関心を呼んでいるわけですが、21日付けのアルゼンチンの新聞La Nacion紙では新たなニュースが、、、!

http://www.lanacion.com.ar/1466880-otro-golpe-para-juan-carlos-i-revelan-un-presunto-romance-con-una-alemana

なんと、国王に愛人疑惑が浮上。お相手は46歳ドイツ人貴族(*)のCorinnaさん。リンク先で写真が見られますが、奇麗な方です。渦中のゾウ狩旅行にも一緒だったという噂(スペイン王室は言及せず)。

しかし、この報道の出所はもっぱらスペイン以外のヨーロッパ諸国によるもの(イタリアのLa Stampa、ドイツのタブロイド紙Bild)。このような噂レベルの記事を大手新聞が載せてしまうというのにもちょっと驚きました。穿った見方をすれば、YPF問題でスペインとの関係悪化の影響なのでしょうか。

ちなみにスペインのEL PAIS紙でCorinnaさんの名前を検索してみましたが出てきたのは英語版記事

http://elpais.com/elpais/2012/04/19/inenglish/1334834492_440344.html

今後、スペイン国内でも話題になるのかもしれませんが、アルゼンチンではこのように報道されています。いわゆるネガティブ・キャンペーンなのでしょうか、、、??

個人的には、国王ともなると噂になる方も貴族、しかも(国王より)若くて美人、ということに感心。こういう記事だと俄然、集中して読んでしまう自分にもちょっと反省。それでは皆様また次回!

*)生まれは庶民ですが、二度目の結婚相手Casimir Zu Sayn-Wittgenstein氏が貴族だった。離婚後も貴族の称号は維持。

■本日の単語■■
アルゼンチン特有の単語ではないですが、「そーか、こういう単語をつかうのか、、、」と私が勉強になった単語をご紹介します。

plebeyo 庶民の

DRAE: 2.     adj. Dicho de una persona: Que no es noble ni hidalga. U. t. c. s. 

perdurabilidad 永遠(性)、永続性、耐久性

DRAE: 1.     f. Cualidad de perdurable      (perpetuo).2.     f. Condición de lo que dura mucho.

 

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

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16/04/12

アルゼンチンひよっこ通信2 数字

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地球の裏側からこんにちは。アルゼンチン特派員スタッフMです。皆様お花見は行かれましたか?アルゼンチンはいま秋にさしかかっているはずですが気温は高め、街路樹の葉が青々としています。

さて、前回は観光気分で楽しくカフェレポートなどを行っていましたが、今回はちょっとシビアなお話です。生活を始めるということは楽しいことだけではないものだ、…ということを実感しております。くすん。

細かい話はともかくとして、日本にいるとあまり気にしていなかった経済状況、外国人として異国に住むとなると急に身近に感じられてきます。自国民の場合は住むところがあったり、家族、友人、職場、学校など色んな意味で保護されているわけですが、外国人はいわば丸腰、政府の経済政策などの影響を受けやすいわけです。

疎いながらも、なんとなく状況が察知できているのは、実は弊社の社長のおかげ。社長は国内外の経済状況に常に敏感で、仕事の合間などにもいろいろ話をしてくれていました。なのでスペイン語での経済用語などもちらほら教えてくれていたのです。

社長、あなたは偉かった。

いきなりの身内ぼめですみません。ただ将来、外国に住む予定があったり、外国と仕事をしたいなーという希望をお持ちの皆様、ぜひ経済に詳しくなっておいてください。現地新聞の経済ニュースをネットで普段からフォローしておくのもいいでしょう。ええ、私も遅まきながら学んで行きます!

さてひよっこの私にもアドバイスできるのは

数字に強くなれ

です。具体的にはお金の計算です。(レベルが低いですね)外国に行ったことのある方なら現地通貨を日本円で計算するというのはどなたでも経験があると思われますが、日本円を現地通貨で計算する、というのが案外できないものです。たとえば自分の年収をユーロもしくはドルで言えるかどうか、、、すぐには出てこないという方もいるのではないでしょうか。

数学が得意なはずなのに、「日本人は数字に弱い」と欧米人に言われてしまうその理由の一つは、桁数の違いです。日本は1万円、1000万円と数えますが、英語圏、スペイン語圏では1000単位。これが間違いやすい。今日から私は、1万円は10千円、10万円は100千円、1000万円は10百万と数えることにします!(ひそかに頭の中で)

その昔、英語の通訳養成セミナーにいったことがありますがそのとき現役の通訳の方がおっしゃっていたのは

「話の内容は白を黒といわなければ、細かい間違いはいい。しかし、数字は死んでも間違えるな」

でした。一桁ちがうだけで大違いですから!

■本日の単語■■

ambiente  スペインでは「環境」「雰囲気」という意味でよく使われていますが、ブエノスアイレスでは不動産用語として「部屋」という意味で使われています。
DRAE
:  7.     m. Am. Habitación de una casa.

departamento マンション、アパート
DRAE: 5.     m. piso      (vivienda).

honorario 報酬(不動産屋の場合は仲介手数料)
DRAE: 3.     m. Estipendio o sueldo que se da a alguien por su trabajo en algún arte liberal. U. m. en pl.

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです。

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10/04/12

アルゼンチンひよっこ通信1 カフェ

はーるばる来たぜアルゼンチン♫
あーなたと食べたい牛肉ー
カフェ文化だよー♫
(永谷園の懐かしの鮭茶漬けCMソングバージョンのふしでよろしくお願いします。ちょっと字余り)
関東地方は桜が咲いている頃でしょうか。皆様こんにちは。アルゼンチン特派員スタッフMです。都合により4月より南米アルゼンチン、ブエノスアイレスにやってきております。
もともとスペインでスペイン語を勉強したためラテンアメリカに来るのは初めてのひよっこですが、少しずつ私がこちらで経験したことを皆様に聞いていただきたく、この「アルゼンチンひよっこ通信」を始めたいと思っております。どうぞよろしくお願いします!

さて、ブエノスアイレスに到着した翌日からイースターの休み(la semana santa)に入ってしまい、何も出来ずにとりあえずカフェに入ってみました。市内には1ブロックおきくらいにカフェがあり、皆さんのんびりとコーヒーを飲んでいます。スペインのバールより明るくて開放的なかんじ。サンドイッチやWOK(=中華鍋、転じてチャーハンのような食べ物)など軽食もとれるので女性の一人客が新聞を読みながらご飯を食べているのもみかけます。WIFI(無線のインターネット)が入る店も多く、ノートパソコンを持ち込んでなにやら仕事をしているような人もいます。

自然食がはやっているのか、オーガニック野菜ジュース、玄米チャーハン、ベジタリアンフードなどもよくみかけます。テーブルに小さな花が飾ってあったりして、日本のカフェと似ているかなと思いました。

Jpg 明るい日差しの差し込むカフェ Casa Mua en Palermo Soho

2jpg サラダたっぷりのサンドイッチ。値段は日本なみ。 Casa Mua en Palermo Soho ここは手書きのメニューがかわいらしかったり、子供を遊ばせるスペースがあったりしてなんとも居心地がよかった。値段が鉛筆書きなのは、インフレに備えてすぐに書き換えられるようになのかな?

1jpg コーヒーを頼むとガス入りの水がついてきます。

■本日のひとこと■■

Ba'rbaro  もともとは「野蛮な」という意味ですが、ポルテーニョ(ブエノスアイレスの人)たちは「OK」という意味で使っているようです。電話でも、最後に「バルバロ」といわれて「何だ?」と思ってたら「了解」、という意味でした。スペインでいう Muy bien, でしょうかね。

さて来週はいよいよ不動産物件探し!不動産用語 en Buenos Airesもお届けしようかと!

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです。

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