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28/05/12

アルゼンチンひよっこ通信8 スペイン語

関東地方ではかなり気温が上がってきたという噂ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。ここブエノスアイレスでは曇り空が続いています。世間的には話し合いにより無事、地下鉄のストライキが回避され落ち着いていますが、個人的には自宅の貴重な洗濯機が故障して非常に落ち込んでいるスタッフMです。

気を取り直して今回はブエノスアイレスのスペイン語について書きたいと思います。私はその昔、スペインはバスク地方でスペイン語を学びました。アルゼンチン行きが決まったとき、周囲の方々が「アルゼンチンのスペイン語はスペインのとはだいぶ違うらしいですよ」と教えてくれました。

一体どれくらい違うのか。

というのは実際のところ、こちらにくるまでよくわかりませんでした。というのも両方に住んだことのある人、両方でスペイン語の勉強をしたことのある人、という人が周りにいなかったからです。

現在、ブエノスアイレスにて再びスペイン語の勉強を始めるに際して私が感じた違いは以下の4つ。言語学を専門的に学んだことが無いので、説明は自己流にて失礼いたします。

1)発音とアクセント
2)ボキャブラリー
3)vosの使用
4)vosotrosの不使用

1)まず耳に入ってくるスペイン語のリズムが違いました。こちらの人のリズムはイタリア語に近い文節の最後が上がっていくかんじ。タタータ、タタータ、タタータというリズム。
エストイ アブーンド。エストイ ペンーンド。などなど

次にy と ll がシャ シュ ショ のサ行音(シャ行音と言った方が良いのか)になる。
Yo me llamo Yolanda. ならば ショ メ シャモ ショランダ。に聞こえる。

このあたりの発音とアクセントの違いはあまり苦労ではありませんでした。慣れてくればだんだん聞き取れるようになってきます。

言葉で上手く説明できないのでアルゼンチンのスペイン語が聞ける動画を探してみました。上記の映像はアルゼンチンの有名な漫画Mafaldaのアニメのひとこまです。Miguelitoが冷蔵庫の中のチキンを「死体」と言ったので、Felipeも気持ち悪くなって食べられなくなってしまうというお話。

Miguelito: En la heladera hay...hay un cadáver de pollo.
Felipe: Eso es un pollo. Papafrita, ¿de qué cadáver me hablás?

polloの発音が「ポーショ」に聞こえます。後述のvosの活用も出てきますね。
ちなみにpapafritaは「ばか=papanatas;Persona simple e inocente, muy fácil de engañar」という意味のようです。heladeraは冷蔵庫=nevera

チキンを食べないというFelipeに対してママが言う台詞は

Pero hijito, es la pata del pollo que a vos te gustaba tanto.

ママはpolloをポジョというように言っているように聞こえますが、イヒト、ポジョ、ターントという音の強調の仕方、全体のリズムが音楽的でアルゼンチンらしいと思います。

2)ボキャブラリーについては結構違いますが、対面で話している分には問題なし。いざとなればそのものを指差したり、他の言葉を使って説明しているうちに同じモノにいずれはたどりつきます。

3)の有名なvosの活用。これは出発前から「アルゼンチンではtúじゃなくてvosを使うらしいですよ!」と聞いていたので、実際に耳にしたときには「おお!これが」と少し気分が高揚しました。

どいういう風に活用するかというと簡単に言えば動詞の最後にアクセントがつくもの。ar動詞ならamás(amar)er動詞ならtemés(temer)ir動詞ならpartís(partir)serはsos。

今、通っているブエノスアイレス大学のスペイン語コースでも先生達はvosを使いますし、お店で店員さんにvosear(相手にvosを使って話す)されることも普通です。モダンなカフェなどでは入り口のところの「押してください=Empuje」がEmpujáになっていたり。

ブエノスアイレス市のホームページでもvosearしています。

使いこなせるだろうか…と心配したのもつかの間。使いこなせなくてもあまり問題ないと判断しました。というのもvosの活用でtúと違うのは直接法の現在形と命令形だけだからです。こちらがtúを使っても理解してくれるので大丈夫かと。

人称代名詞の場合も主語として使うときと、preposicional(前置詞格?)がvosになるだけ。例えば、¡Gracias! と言ったときに A vos. と返す。(tutearの場合は A ti)
自分ではまだvosearは出来ませんが、使ってもらうとなんだか嬉しい今日この頃です。

さて、私に取って意外に難関なのは実は4)のvosotrosの活用を使わないことでした。これは自分でも驚きましたねえ。

活用なんて少ない方がいい

と不謹慎にも考え、仕事でustedを使うようになったときには「これでもうtúの活用とvosotrosの活用は忘れて良いんだ!やった!」とさえ思ったほどでした。

ところが。スペイン語コースの授業で人称代名詞をおさらいしたとき、先生がホワイトボードにvosotrosについて書かないので「先生、何かお忘れでは…?」と聞いてみたところ

「アルゼンチンでは使わないから書かなかったのよ」

というお返事が! !!知らなかった。

皮肉なことに、使わないとなると出てきてしまうのがvosotrosの活用と人称代名詞。クラスメイトと会話練習をするときに、「あなたの国では、みなさんどうですか」というところをついvosotrosで話してしまい、目的語としてもosを使ってしまうのでした。tutear(こちらではvosear)している目の前の人にustedesを使うというのは

とっても大変!

なのでした。スペインで知らず知らずに身に付いた感覚というのは何年たっても忘れないものですね。

追記) もう一つ、大きな違いを書くのを忘れていました。それは「過去の表し方」です。スペインでは近い過去に起きたこと(今日、とか今朝とか、さっきとか、もしくは月曜日で週末の余韻がまだあるときの週末とか、とにかくまだ自分の中で「終わっていない」と思えること)は全て現在完了形で話すのが普通です。しかしながらここブエノスアイレスでは、数秒前でも過去は過去。過去形を使用します。

なぜ書くのを忘れていたのか。それが意外にも、すぐに慣れてしまったからです。勿論、点過去の活用を思い出すのに手間取ることもあるのですが、「数秒前でも過去は過去」という概念にはあっさりと慣れてしまいました。

不思議ですね。「今を生きる」スタッフMでした。

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の不勉強による思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

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21/05/12

アルゼンチンひよっこ通信7 ストライキ

日本の皆様こんにちは。アルゼンチン特派員スタッフMです。外国で暮らしていると積極的にニュースを見るようにしておかないと、いろいろ困るというか驚かされることがあります。日本にいると特に気にしていなくても、重要なニュースは人づてにもしくはいつの間にか目に入ってくるものですが、外国にいるとこちらから情報収集しないとなかなか気づかないものです。

先週、この街、ブエノスアイレスにおこったのはまさに生活に密着したこと、地下鉄のストライキでした。

5月16日の昼12時からブエノスアイレス市内の地下鉄A線からH線まで6線全てが36時間のストライキを行いました。「ブエノスアイレスの地下鉄はストばかりだ」という話は到着当時から地元の方に聞いてはいましたが、経験するのはこれが初めてです。

市内の主な交通機関は、地下鉄かバス(=colectivo)かタクシー。バスが一番料金が安く様々な路線があり、まさに「市民の足」。地下鉄は料金が値上がりしたものの、同じ距離ならバスより速くつくので便利です。

水曜日はストライキがあるという情報を聞いてバスを使用。乗ったのが昼間の時間ということもあり、いつもより混んでいるかな、というぐらいで特に問題なし。

しかし問題はその翌日でした。水曜日は昼の12時過ぎから始まったからいいようなものの木曜日は朝からストライキ。午前10時過ぎのバスでもいつも以上の混雑。道も渋滞であちらこちらでクラクションがなりっぱなし。市の中心部に出るのにいつもの1.5倍の時間がかかりました。

バスの中では携帯電話で「Hola, soy Andrea...Sí, Sí, Todavía estoy viajando. No sé....Ya llegó Carlos?=オラ、アンドレアよ。そうそう。まだ途中。さあ?カルロスはもうついたの?」と話している女性を目撃。この女性は強者で座っているとはいえかなり揺れるバスの中、じっくり化粧をしてました。他にも電話をかけたりメッセージを送ったりと連絡を取り合う人々がちらほら。

用事を済ませて市内から家に向かったのは、午後1時すぎ。普段なら比較的すいている時間帯ですが、バス停には長い列が。嫌な予感がしながら列の最後尾につくと、列の何人かが携帯電話で何やら話したりGuía T(バス路線のガイドブックでブエノスアイレス市民必携アイテム)を取り出してなにやら話していました。

いつもならすぐ来るバスを待つこと15分ほど。前後に並んでいた人々が次々に去っていくのでどうしたことかと耳をそばだててみました。どうやらこのバスはこないようなので他の路線を当たった方がいいようです。幸いすぐ近くに同じ方向にいくバスがあったのでそちらに移動。バスが市内の中心にある9 de julioの大通りに差し掛かったとき、大規模なデモ行進に遭遇しました。おそらくこのデモ行進も地下鉄職員によるもの。このせいで一時的にかバスの運行状況が変更になったのでしょう。バスの中では、私同様に乗り馴れない路線なのか、目的地に行くにはどこで降りるのかを、運転手さんや周りの人に聞く人達がかなりいました。

いつもより時間がかかったものの無事に帰宅。さらなる情報収集のために早速、新聞記事を読んでみると…

ストの様子を伝えるClarín紙の記事

写真をみるとラッシュアワーにバスを待つ人々の大行列。私の経験した混雑なんて大したことありませんね。今回のストライキは地下鉄職員による賃上げを求めるもの。問題はその交渉相手。もともと地下鉄は国の管理下にあったのが、赤字によりその経営をブエノスアイレス市に移管することを決定。しかし市側は受け入れを拒否。市長のMacri氏は交渉のテーブルにすらつかないという自体。(ということだと思われ)その姿勢を国側は「乗客を人質に取った脅迫だ」と非難。組合側は来週、さらに48時間ないしは72時間(三日間!)のストライキを実行する意思を表明しています。

国も市も交渉につかないとなると、このストは相手なきストライキ。一体、どうなってしまうのでしょうか!いっそのこと自転車を買うべきなのか、、、?

■本日の単語■■
上記記事の中でみつけた単語をご紹介します。

DRAE:   gremio  組合

1.     m. Corporación formada por los maestros, oficiales y aprendices de una misma profesión u oficio, regida por ordenanzas o estatutos especiales. 

DRAE: colapsar < colapso まひ
      
2.     m. Paralización a que pueden llegar el tráfico y otras actividades.

DRAE: paro  ストライキ
 3.     m. huelga      (interrupción de la actividad laboral por parte de los trabajadores). 

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の私情による偏り、思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

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16/05/12

作家カルロス・フエンテス死去

メキシコの作家カルロス・フエンテス氏が5月15日、メキシコの病院で亡くなりました。
Fuentes

La Jornada紙の記事 メキシコ

EL País紙の記事 スペイン

Clarín紙の記事 アルゼンチン

83歳でした。つい先日までブエノスアイレスを訪れていましたが、、、

ブックフェアーでのスピーチについての記事

フエンテス氏の死去についての著名人達のコメント

フエンテス氏の著作はこちらです。

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14/05/12

アルゼンチンひよっこ通信6 洗濯事情

日本の皆様こんにちは。5月もなかば、今頃は初夏へと向かう爽やかな季節を過ごしていらっしゃるころでしょうか。ここアルゼンチンでは寒い日もあれば20度越えの日もあり、季節の移ろいを特に感じないまま、気温が脈絡なく上下しゆるゆると冬に向かっていくようです。

さて、本日のテーマはずばり「洗濯」です。前回のYPF問題と打って変わって生活感ただよう話題ですね。しかしながら1ヶ月前にブエノスアイレスに着いてからというもの、常に頭の片隅から離れないのがこの洗濯問題なのでした。日本では長雨の時期以外は特に気にしていなかった洗濯。なぜにここに来てそのことばかり考えているかというと、

洗濯機のないアパートがとっても多い

からでした。今住んでいるアパートの決め手の一つは

洗濯機が家の中についてたから

といっても過言ではありません。この数十行で何度「洗濯」という言葉を入力したでしょう。この後もいっぱい出てきますのであしからず。

物心ついたときから洗濯機が家の中にありましたし、洗濯ができない不便さというのを切実に感じたことがなかったのです。しかし!それは恵まれた環境だったのでした。もちろん世の中にはもっと洗濯事情の困難な地域もあるでしょうが、ここブエノスアイレスでの洗濯は以下の4通り。

1)自分の家(アパート)の洗濯機で洗濯
2)アパートの共同洗濯場所で洗濯
3)コインランドリーで洗濯
4)洗濯屋で洗濯

アパートの物件情報にLavadoraとあれば部屋にあるか2)の共同洗濯場所がある。Lavadora (acceso)とあれば2)。どちらにもない場合は外で洗濯するしかありません。ところが3)のコインランドリーはあまり一般的でないようで、私が住んでいる周辺ではみかけません。コインランドリーかと思いきや、4)の洗濯屋lavanderoなのでした。私はここにきて初めてこの手のサービス業を知ったのですが、要は一般家庭から洗濯物を預かって乾燥までしてくれるお店です。クリーニング屋はtintoreríaといいます。(下の写真は洗濯屋とクリーニング屋をかねているタイプ)

最初に住んだアパートには洗濯機も洗濯場所もなかったので、近所の洗濯屋に持っていきました。最初は少なめにTシャツやパジャマを全部で5枚くらい。値段は21ペソ(約420円)。仕上がりは3日後くらいで、きちんと畳んでくれます。あら、結構便利じゃない?なんて思ってその次は少し多めに出しましたが料金は同じ。

値段はそんなに高くないのですが、よく見ると混紡のシャツは縮んでしまいましたし、洗った後しばらく放置されるのか部屋干しのような臭いがついていたり、一番困るのは仕上がり日が適当。最初は「翌日」というので翌日取りにいったら「明日」と言われて翌朝午前中にいくと「午後」という返事。お店にもよるのかもしれませんが、そこのお店は床中に洗濯物の袋がならび、数台ある洗濯機および乾燥機は回りっぱなしでとにかく忙しそう。たしかに1台の洗濯機で1回に回せる洗濯物は1人のお客さんの分だけ。(数人の洗濯物が混ざったら分けられない)手間ひまのかかる作業です。

Lavadero_2

とはいえ。こちらもトランク1個でやってきた身の上ゆえ、十分な衣類の持ち合わせがありません。急ぎの洗濯は手洗いするしかありませんでした。

今は念願の洗濯機付きアパート!好きなときに好きなだけ洗濯ができる!神様ありがとう!

と思ったのもつかの間。落とし穴はどこにでもあるものです。ここは乾燥機がなくベランダに干す場所もないのでした。共同洗濯場所の乾燥機は、業務用のごとく大きくて洗濯物がしわにもならず便利なのですが問題は料金の4ペソ(約80円)。お値段の問題ではありません。使用できる硬貨が問題。25ペソ硬貨と1ペソ硬貨しか使えないのですが、この1ペソ硬貨というのがすぐに手に入るものでもないのです。

というのもアルゼンチンには2ペソ紙幣と2ペソ硬貨があるため1ペソのおつりをもらうのが大変。しかもこの2ペソ硬貨も紙幣も洗濯機にも使えないがバスに載るときにも使えない。おのずと1ペソ硬貨の重要度が高まってくる訳です。みんなもらうのはいいけど出すのは控える。そのためお店にもないときが多いのです。

銀行でも両替はしてもらえるようですが、1人10ペソまで。洗濯機(4ペソ50)と乾燥機と両方つかったら1回で8枚なくなってしまう!色物と白物と分けたら12枚必要ですよ。我が家は洗濯機があるだけでも恵まれたほうですね。

この小銭不足がどういう事件を引き起こすかというと!

Quejas

意訳:
度重なる苦情により以下のお願い

使用中に他の人の衣類を出して、かわりに自分の衣類を入れるのはやめてください。
管理部

これはうちの洗濯場にあった張り紙。そんなことする人がいるのか!ゆるせーーん!

最後までせこい話ですみませんでした。おつきあいありがとうございます。

■本日の単語■■
上記張り紙の中でみつけた単語をご紹介します。こういう文章、書こうと思うと書けませんね。

DRAE:   debido a.  〜により

1.     loc. prepos. A causa de, en virtud de

DRAE: reemplazar  交換する、取り替える
         
1.     tr. Sustituir algo por otra cosa, poner en su lugar otra que haga sus veces. 

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の私情による偏り、思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

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7/05/12

アルゼンチンひよっこ通信5 YPF

大型連休明けの月曜日、皆様いかがおすごしでしょうか?ブエノスアイレスは先週の寒波から一転、20度を超える暖かい週末でした。

気温だけではなく政治的にもホットな局面を迎えております。先週ついにYPF国有化法案が通り、支持者=kirchneristasが議会前で"fiesta"を行いました


"fiesta"の様子。ブックフェアーのときに若者達がたたいていた太鼓もこのリズム。左端にマテ茶を持った女性が映りますね、、、こんなときもマテ茶。持ち歩きに不便じゃないのかな?地元の人によると、この日は集会のために路線バス=colectivoもこの広場を通れず路線を変更していたとか。

さてそもそもYPFとは何なのか。
Wikipediaによると「スペインのレプソルがアルゼンチンの国有石油会社YPFを買収したことによってできた、石油とガスの多国籍企業

今回の法案はYPFの株式51%を国がレプソルYPFから接収するというもの。1ヶ月前にアルゼンチンについてからというもの、連日この問題がニュースで取り上げられない日はありません。歴史的重大事件なのであろう、、と重い腰をあげて、アルゼンチンのClarín紙に載っていた以下の記事を読んでみました。

Expropiación de YPF : 10 preguntas para entender el problema

この記事によると、そもそも1992年に当時のMenem大統領がYPFを民営化したのがはじまり。この民営化には現大統領Cristina Fernández de Kirchnerの亡夫Néstor Kirchner元大統領が関わっていたのですね。民営化されたYPFの株式をスペインのレプソルが80%取得することとなり、経営権はレプソルへ。

今回、再度国有化に至った経緯はこの記事には書いていませんが、ロレンシノ経済相へのインタビューと地元の人から聞いた話から推察するに、アルゼンチンは燃料の輸入が増大し経済発展するには自国の燃料をもっと活用したい、そのためには経営権も自国で持っているべきだ、、、ということのようです(かね?)

かといって、今回の国有化が国民に全面的に支持されているというわけでもないようで、上記のClarínの記事は今回、大統領が取った方法には批判的で、Se podría haber logrado el 51% sin entrar en conflicto con otro país, ni alarmar a la comunidad internacional, ni ahuyentar inversores. と言っています。というのも当然ながら今後、海外からの投資を呼び込めなくなる恐れが生じるからでしょう。

最後に野党もこの法案を支持したことに対して、以下のように述べています。

 

¿Por qué la oposición apoya? 

El Gobierno se envolvió en la bandera y algunos políticos temen que, si se oponen, se los supondrá vinculados a intereses antinacionales. No se ha entendido que los líderes políticos debe anticiparse a la opinión pública de mañana; no seguir a ciegas la circunstancial opinión pública de hoy. En 1982 había que estar contra la guerra y en 1999 contra la convertibilidad. Esta vez, había que estar en contra de la expropiación y a favor de una negociación inteligente.

(下線筆者)
YPF問題はアルゼンチンに来たばかりの外国人が批評できるような問題ではなく、ここ数日の新聞記事を追っただけでは全容ははかりしれないのでありますが、この記事は非常に読み応えがあり、表現力も豊かで面白いものでした。特に下線の部分はどこの国でも当てはまる意見なのではないかと思ったのでした。

■本日の単語■■
上記記事の中でみつけた単語をご紹介します。

estatización 国有化
DRAE:  estatizar =estatalizar
          
Convertir una empresa privada en una empresa estatal.

 autoabastecimiento 自給自足すること
DRAE
: abastecer
         
1.     tr. Proveer de bastimentos, víveres u otras cosas necesarias. U. t. c. prnl.

注)地区や時期により事情は変わってくると思われます。さらに筆者の思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

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