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2/02/13

アルゼンチンひよこ通信31 王室の話題

日本の皆様こんにちは。寒い季節が続いているようですね。タミフル使用話などもちらほらきくようになりました。くれぐれも体調にはお気をつけ下さいませ。

南半球にあるブエノスアイレスは今、夏の盛りを迎えています。とにかく暑い。ラプラタ川が市の近くを流れているので湿気のある暑さです。ここ数日、夜も熱帯夜、朝から空調がないと耐えがたいという暑さが続いています。

そんな中、銀行に行ったら、自分が引いた番号札と、電光版に点灯している現在処理中の番号の間に200番ほどの開きがあって、一瞬、呆然とした、、、、という話を書こうと思っていたのですが、アルゼンチン出身のMáximaオランダ皇太子妃が今年4月に王妃になる、という華やかなニュースが飛び込んできましたので、そちらをご紹介することにします。

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Máxima Zorreguieta 皇太子が王位を次ぐことになったというClarín紙の記事:写真も記事より

アルゼンチンには勿論、スペインと違って王室はありませんが、ブエノスアイレス出身のスペインバスク系の血をひくMáximaさんがオランダ皇太子ヴィレム・アレクサンダーさんと結婚したことから、オランダ王室入りとなったのです。

Máximaさんは1971年ブエノスアイレス生まれ。Universidad Católica Argentinaで経済学を学んだ後、New Yorkで銀行に勤めていました。1999年にスペインのSevillaのお祭りでsevillanaの衣装を着て歌い、踊っていたMáximaさんをみたヴィレム皇太子が気に入ってしまったということです。Máximaさんの方は(アルゼンチンのNación紙によると)ガードマンに囲まれた赤毛のそばかす(pelirojo y pecoso)の青年がまさかオランダの王位継承者だとは思わず、皇太子は太っていて踊りも下手だったので、正直、最初は印象に残らなかったということです。

とはいえ、2002年には正式に結婚にいたりましたが、Máximaさんの父親のJorge Horacio Zorreguieta氏がアルゼンチンの軍事政権時代、Jorge Rafael Videlaのもと、農林大臣だったことが問題となり、結婚式には参列しませんでした。式ではピアソラが父をテーマに作曲した、タンゴ曲Adiós Noninoがバンドネオンで演奏され、Máximaさんが父の不在を思い涙をこらえきれなかったというエピソードがあります。

結婚後は3人の娘さんたちが生まれ、異国の地で(たぶん)いろいろご苦労されながらも常に笑顔を絶やさず、いつも彼女自身=ella mismaとして自然な=espontánea皇太子妃として活躍されています。

そんなMáximaさんですが、現オランダのベアトリクス女王が「この4月30日に王位を息子に譲る」と宣言したことから、次期オランダ王妃としてアルゼンチンでも報道されたのです。

Nación紙によるMáximaさんの生い立ち、なれそめ、結婚後をまとめた記事

勿論、アルゼンチンの女性誌Hola ArgentinaもMáximaさん特集です。ああ、はやくキオスクにいって買わなくては!!

Naciónの記事によると、王妃となるにはいままで2重に所有していたアルゼンチン国籍を放棄しないといけないそうですが、Máximaさんは決してアルゼンチン人であることと国との結びつきは放棄しない、とのことです。=Máxima nunca renunció a su argentinidad y a los lazos con su patria.

王室関係の話題になるとなぜか熱心に読んでしまうのでした。あしからず。

注)筆者の不勉強による思い違い、勘違いも十分予測されます。軽い読み物として楽しんでいただければ嬉しいです

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