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18/12/13

ニャンドゥティ パラグアイのレースをご存知ですか

本日、関東地方では所によって雪の予報が出ていますね。皆様年末にむかっていかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

私、スタッフMはアルゼンチンでスペイン語の勉強をしたり書店特派員として現地リポートを書かせていただいたりしていましたが、プライベートでは趣味の手芸のワークショップに足繁く通っていました。ブエノスアイレスでは近年、手作りが静かなブームとなっていて、ぬいぐるみ教室、編み物教室、刺繍教室、消しゴムはんこ、製本教室、折り紙、アクセサリー、フェルト手芸、piñata作り教室(メキシコで子供の誕生日のお祝いとして作られるお菓子やおもちゃをつめた紙製の珠や動物。子どもたちはみんなでくす玉のように割って楽しみます)、、、と思いつく限りでもかなりの数のワークショップが市内のあちこちで行われていました。ほとんどが個人の主催で、Facebookやネットを通じて宣伝されます。個人のお宅やアトリエで、お菓子とマテ茶を回し飲みしながらのんびり進みます。

私はとにかくアルゼンチン滞在中は、地元のネイティブとお知り合いになりたかったので、まめに参加いたしました。最初は現地の縦断爆撃的な会話のスピードと話題の展開の早さについていけず、下をむいてひたすら作業に集中していましたが、1ヶ月をすぎる頃からなんとなく会話に参加できるようになり、さらにもともと親切な周りのアルゼンチン人たちの「この日本人が何を話そうとしているか当てる」という技術が飛躍的に向上し、私が途中まで何かいいかけると、即座に「…だから…こういうことね!」と皆さんが先を争って言ってくれるようになりました。

そんなワークショップで私が一番、熱心に通ったのが「Ñandutí」ニャンドゥティ、(ニャンドゥッティ)というパラグアイのレース編み教室です。ニャンドゥティとはパラグアイのイタグア市で作られているレース編みです。その由来はスペイン各地 に伝わる「太陽」を意味するソル・レース、カナリア諸島のテネリフェ・レースと言われています。これらのスペインレースが白、もしくは生成りの糸が使われ ているのに対し、パラグアイでは赤、青、黄色、ピンクなど極彩色の木綿糸、縫い糸が使われているのが特色です。
Obra

ニャンドゥティの語源は諸説ありますが、パラグアイ固有の言語であるグアラニー語で「白い蜘蛛」であろうというのが今のところ定説となっています。真偽のほどはともかく、放射状に張り巡らされた糸に針をつかって模様を編んでいくさまは蜘蛛がその糸をかけていく様子に似ています。

Nandutidedina 先生の作品

私はこの初めて習う技術に夢中になりました。スペイン語の問題もあり、毎回毎回、先生のおっしゃることを自分なりにノートにメモし、絵を描きました。家に帰ってからメモした単語を辞書で引き、日本語になおしました。

そのノートに目を留めたギャラリーのオーナーであり今ではよき友人であるカロリーナがニャンドゥッティ初の手ほどき書として出版してくれることになったのです。

今年の8月に出版されたこの本が、長旅を経て日本に届きセルバンテス書店社長のはからいで店頭にて販売させていただくことになりました。

本と初心者のためのスターターキットをご用意しております。書店にお立ち寄りの際にはお手にとってご覧になってみてください。
Kit スターターキット
ニャンドゥティのマニュアル本
糸2色 (ブラジル製コットン)
刺繍枠

針2種
ピンクッション

ニャンドゥティの本はスペイン語と日本語の併記となっています。スペイン語を勉強中の手芸の好きなにもぜひ手にとっていただきたいと思います。

スペイン語を学んだら、次のステップとしてぜひ、ご自身の好きな分野に飛び込んでみてください。言葉は道具です。何かやりたいことのためにどんどん使いましょう!

ニャンドゥティについてもう少し知りたくなった方はこちら↓
http://botanicobotanica.blogspot.jp/2013/08/nanduti-paraguayan-lace.html

アルゼンチンの新聞での紹介記事
http://www.pagina12.com.ar/diario/suplementos/m2/10-2567-2013-08-03.html

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