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4/08/14

Aレベルの単語帳を作りました!

すでに書店オンラインショップにも掲載いたしましたが、
無事DELEA1/A2レベル対策の単語帳を発行することが出来ました。

日ごろ、書店でさまざまなレベルの学習者の方と直接お話する機会が多いのですが、
よく聞かれるのが「語彙数が足らなくて・・・」や「語彙を増やすにはどうしたらいいですか?」など、単語の勉強に関する悩みや質問でした。
わたくしYもスペイン語を勉強し始めた学生時代から、そして現在でも、自分の語彙の少なさと覚えた単語を上手く操れないこと、アウトプットできないことが悩みです。そのため、お店に来られる方々の悩みは自分の悩みのように感じていました。

外国語の勉強で、その成果を試すにはやはりネイティブからさまざまなかたちでフィードバックをしてもらうことでしょう。質問をして返答がくる、手紙やメールを書いて返事がくる、話をしてお互いのことを知る・・・しかし留学でもしない限り、日本にいながらその成果を得るには、なかなかその機会がないので難しいことだと思います。そこで私たちが考えるのは、DELE試験などの検定試験を通じてその成果を試すことが一番の方法なのではないかということです。

とかく試験というものは私も含め、合格すること、パスすることが重要と考えがちです。しかし本当の目的はそれに合格するだけの力が自分に身についたかどうかではないでしょうか。外国語学習の場合、私が学生時代からスペイン語と付き合ってきて感じるのは、覚えていることと、実際に使えることは全く別だということです。単語を知っていても、いざそれを口に出す、もしくは文面にしようと思っても出てこないものです。この単語さえ分かれば、伝えられたのに、文章が書けたのに・・・と勉強をしていて感じた経験はたくさんありましたし、みなさんもあると思います。そこで単語をたくさん覚えたい、という思いになるというわけです。単語は知っていれば知っているほど得です。試験のときも知っていることが多いほうがいいですよね。

この本はDELEのA1、A2レベルの試験対策として作りましたが、今述べたように、試験にパスするだけを目的として作ってはいません。あくまでA1は「即時に必要な日常的なことをするために、日常必要となる簡単な文章を理解し、表現する事ができるレベル」、A2は「日常的で身近な表現を理解し、簡単かつ日常的なコミュニケーションをとることができるレベル」を目的に作っています。どちらのレベルも「理解し、表現する/コミュニケーションをとる」という文言が入っています。つまり、「知っていて、かつアウトプット出来る」ということです。この難しさは外国語を学ぶ私たちのほとんどがさまざまな場面で痛感していることだと思います。

この1冊には「日常的なこと」をこなすために役立つ単語が収録されています。先日、セルバンテス文化センターでB1レベルクラスに所属の生徒さんがこの本をご覧になり、「(本に掲載されている)No sirve para nada(何の役にも立ちません)という例文は、それぞれ一つ一つの単語は知っているけれど、この一文をぱっと見ただけでは意味がすぐに分からないですよね」とおっしゃっていました。全くその通りだと思います。B1レベルで勉強されているこの生徒さんにとっては、A2レベルで必要なservirとnada、A1レベルで必要なnoとpara、この4つの一つ一つはもう「知っている」はずです。でもno sirve para nadaと組み合わされると急に「知らない」ものに変わってしまったのです。

つい思い入れが強いあまり長くなってしまいましたが、要するに、Bレベル以上の学習者の方々にも大いに役立つ1冊なのではないでしょうか。A1/A2レベルの単語を、いざというときに口に出したり、文章にしたりして、アウトプットできますか?たとえば、例文のスペイン語を隠して、日本語に書き下してみる、またその逆もできます。そして、例文を自分流に書き換える、など利用の仕方はたくさんあるはず!ぜひ、いろんな方法でより多くの単語を味方につけてください!

この本はno sirve para nadaではなく、sirve sumamente(きわめて役立つ)と言ってもらえたらこんなにうれしいことはありません。

(Y)

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