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17/12/15

スペイン選挙戦--ラホイ首相のことなど

いよいよ年末ですね!クリスマスムードが高まる今日このごろですので、スペインの巡礼の地として名高いサンティアゴ・デ・コンポステーラの聖なる門=la Puerta Santaが聖ヤコブの年ではないにもかかわらず、その門を開けることになった、、、というニュースをお伝えしようと思っていたのですが、本日、日本のヤフーニュースでも取り上げられたスペインのラホイ首相、選挙前の遊説中に殴られるというニュースの方をお伝えしたいと思います。

Mariano Rajoy氏は現スペインの与党El Partido Popular =PPの党首でこの12月20日に行われる総選挙前にガリシア州の街、Pontevedraの中心部を遊説していたところ、近寄ってきた若者にげんこつで殴られてしまいました。

PontevedraはRajoy氏が育った街で、そのような馴染みのある土地でこのような襲撃(=agresión)を受けてしまったということになります。


今回の選挙は与党が勝利を納めるのか、政権交代するのかいろいろと注目されている選挙でもあります。たまたま昨日、自宅でスペインニュースをネットで見ていたところ、14日の月曜日にスペインで放映されたテレビの党首対談が話題になっていました。

このRajoy氏とPSOE(Partido Socialista Obrero Español)の党首Pedro Sánchez氏の対談で、
Sánchez氏がRajoy氏
“No es un político decente”.
=あなたは慎みのある政治家ではない、ぐらいの意味か?
といったところ、Rajoy氏はかなり強めにとSánchez氏に以下のように反駁したのです。
“No acepto que me insulte”“Es usted ruin, mezquino y deleznable”
ruin の意味は「悪辣な、卑劣な、軽蔑すべき」mezquinoは「けちな、しみったれた、卑しい」deleznableは「もろい」となります(小学館西和中辞典より)

http://www.huffingtonpost.es/2015/12/14/debate-rajoy-sanchez_n_8806668.html

上記リンク先に動画もあるので見ていただくとわかるのですがかなり白熱したような印象で、この部分だけネットで取り上げられたりしていました。

Sánchez氏に対談で「一撃を食らった」Rajoy氏が現実にも一撃をくらってしまった、、、というようなニュースなのではないかと思いました。勿論、若者のRajoy氏への暴力は許されないものであり、党首対談と比べるような事件ではないのですが、スペインでは選挙前でいろいろ起こっている、ということをひとまずお伝えしたい次第でございます。(m) 

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