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13/05/16

あのベストセラーが刊行15年

GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
わたくしYは連休を利用して、ついに親知らずを抜きました(T_T)
抜歯後は満足に食べられず、お酒も飲めず辛かったです・・・。
さて親知らずはスペイン語でなんというかご存じですか?"Muela del juicio"といいます。
Juicioは判断力、分別、良識という意味を持つので、物事の分別がつく、つまり大人になる頃に生える歯、ということでしょうか。

DICCIONARIO DE ESPANOL PARA EXTRANJEROS によると、
muela del juicioはla que está al final de la boca y aparece en edad adultaと意味が書かれていました。うむ、その通りですね。
「親知らず」もなかなかすごい表現ですが、Y母にスペイン語ではどういうか話したところ、面白い表現だね、という感想。しかしその感想まではよかったのですが、「あなたはどうだか(=分別がついているようには思えない)」でした(笑)。まだまだひよっこのYですが、親知らず抜歯を機に本当のオトナになります。

さて、前置きが長くなりましたが・・・。
明日5月14日はある、世界的ベストセラーの本が刊行されて15年になります。
それは、カルロス・ルイス・サフォンの「風の影」です!
日本でも翻訳本がベストセラーになっているので、お読みになった方も多くいるのでは?
私も大好きな本の1つで、これに続く2作目、3作目、原作本も読みました。

大学生の時にふとしたきっかけで出会い、ある日の夜遅くに読み始めたのですが、面白くてページをめくることが止められず、気づいたら朝になっていました。翌日はあるクラスの期末試験だったのに・・・!

この頃では本を読むだけでは飽きたらず、バルセロナに行くたびに、さまざまな場面の舞台に足を運ぶまでに!主人公ダニエルがお父さんと一緒に働いていた古書店のある通り、フェルミンと初めて出会う広場、ダニエルが「顔のない男」に声をかけられる港の桟橋・・・完全にマニアです(笑)。しかし、まだアルダヤ家を見たことがないのが心残りです。

そして忘れてはならないのが、この「風の影」シリーズで重要な場所、「忘れられた本の墓場」のある通り。実はこの通りのある地区はあまり治安がいいとは言えない地区にあります。現在ではだいぶ良くなっているようですが、それでも他の治安の良いところから比べると一人で(特に女性が)歩くのは少し怖いなという印象を受けるところです。しかし好奇心に駆られた私は手荷物を最小限にして行ってみました。行って写真を撮っただけですぐに大通りに戻ったのですが、やはり他とは雰囲気が違っていましたね。なので、あまり一人で行くのはおすすめしません。二人以上で行かれても見たらすぐ大きな通りに戻ったほうが良いでしょう。手荷物は最小限で!

舞台めぐりをするほどハマってしまいましたが、その本が刊行されて15年。
これまで40カ国で販売され、2500万人がサフォンマジックにかかっているそうです。現在3作目まで刊行されていますが、4作目はまだサフォンは完成させていません。1作目から続くミステリーはどのように完結するのか、本当に楽しみです。

まだお読みになっていない方は、日本語訳本からでも十分です。ぜひ、お手にとって読んでみてください。ただし、寝不足には気をつけて・・・。

カルロス・ルイス・サフォンHP⇒http://www.carlosruizzafon.com/index.php
サフォンの3部作のスペイン語版は当書店でも取り扱いがあります⇒「忘れられた本の墓場」3部作

↓「センペーレ古書店」のあったサンタ・アナ通り
(2009年11月に撮影しました)
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(Y)

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