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26/11/22

DELE対策本には日本語の説明付きもあります~!【その1】

Buenas~

11月のDELEが終わって、しばらく次のDELEまで間が空きますね。

先日、インスティトゥト・セルバンテスの「DELE攻略セミナー」とコラボレーションしたのですが、
DELE対策をすることの重要性や、日本語で説明してくれる対策本があること、などをお話ししました。

今日はそこで話したことや、話しきれなかったことについて書きたいと思います!

【私たちインタースペイン/セルバンテス書店について】


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まず、今更ですが私たちインタースペインは、セルバンテス書店を経営している会社で、
日本語版のDELE対策本や単語帳などを出版しています。
スペイン語書籍の輸入・販売も行っていて、
教材(教科書やDELE対策問題集、文法、単語、リーディング教材、そのほかの問題集など)
をメインに扱いながら、小説やその他の本も輸入しています。

店舗兼オフィスがインスティトゥト・セルバンテス1階にあり、オンラインショップもあります。

インタースペインの本ってどこで買えるんですか?」とよく尋ねられますが、
私たちのお店であるセルバンテス書店(店舗&オンラインショップ)か、
日本語版DELE問題集と単語帳であれば、全国のジュンク堂系列店(大きいところだと池袋や梅田など)でも買うことができます!
(取り扱いタイトルや在庫状況は、お近くの店舗に個別に問い合わせください…!)

【追記】ジュンク堂さんの場合はジュンク堂オンラインショップでも買えるみたいです。
(「インタースペイン DELE」などで検索すると出てきます)

※ちなみにちなみに!私たちの書籍はAMAZONには出していないので、
AMAZONに出てるのは正規品じゃないとか、古い版の可能性があります…
(たとえば、価格も正規価格とは全然違う価格で出されていたりします)

あと、スペイン語情報やおすすめ問題集、入荷情報などはツイッターとブログで発信しています。
ツイッターはほぼ毎日何かつぶやいているので、スペイン語情報をゲットしたい方は、
ぜひフォローしていただけると嬉しいです「セルバンテス書店(@cervantesshoten)」です☺


【DELEについて】


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ではみなさん、DELEの受験を考えたことがありますか?
DELE=自分のスペイン語力の証明となる国際的な資格で、一度取得すれば一生使うことができます。
(詳しくはインスティトゥト・セルバンテスのホームページをご覧ください)

DELEって全部スペイン語だし難しい…とか、
西検の方が簡単だから、資格を取るなら西検にしようかな、、とか思ってる方も多いのではないでしょうか??
(私も最初はそんな感じで、大学の時は西検を受けようかな…と思っていました)

さらに、DELEに対する情報ってネットにいろいろ溢れてますが、
(たとえば、DELE受けたらB1の問題形式が変わってた、とか…問題形式が変更になるらしい…とか)
インスティトゥト・セルバンテスが出す情報がオフィシャルなので、
ネットで見かけた情報を丸のみするのではなくて、
不明点や確認事項はインスティトゥト・セルバンテスに直接お問い合わせください!


【DELEのレベル分けについて】

DELEのレベルは、初級A1-A2、中級B1-B2、上級C1-C2となっています。

このレベル分けの基準は、「MCER(CEFR)」というヨーロッパ言語共通参照枠に基づいていて、
簡単に言うと、「こういうことができるのが〇〇レベル」という基準なんです。
つまり、身の回りのことについて説明できるのがA1、過去の出来事について伝えることができるのがA2、みたいな感じで、
必ずしも文法事項のみでレベルが分けられているわけではないのです。
西検とかだと、6級…直接法現在、5級…点過去、線過去、という
文法事項で分けられたくくりかと思いますが、それとはちょっと違うのです。
(ちなみにA2についてはこちらの記事にもう少し詳しく書いたので、興味のある方はどうぞ)

そして、DELE対策には、DELEのレベル分けに即した(CEFRに準拠した)問題集が最適です。
「DELEのレベル分けに即した」ってどういうこと?となるかもしれませんが、
簡単に言うとA1やA2など、DELEのレベル分けと同じレベル間のもののことです。
たとえば、DELE B1の文法対策を勉強する場合、必ずしも「スペイン語中級文法」と書かれた本が
B1の範囲をピッタリとカバーしているとは限らないので、
できれば「GRAMÁTICA B1」と書いてある本を使う方が良いということです。
(でもCEFRに準拠した問題集ってほぼ洋書なので、「いや文法はしっかり日本語で理解したい!」
という方が多いのもとてもわかります…)

先ほどDELEのレベル分けは文法事項のみで分けられていないと書きましたが、
結局A2で必要な文法って何?とか、B1には接続法が出てきますか?という質問の場合、
文法の問題集でちゃんとレベルがA2やB1と書いてあるものを使えば、
必然的にどのような文法事項が必要になるかわかると思います。

日本人の学習者によくありがちなのが、「文法は接続法含め一通り勉強したし、A2またはB1を受けよう」という現象ですが、
DELEに限って言えば、A2には接続法は出てこないですし、B1でも文法事項を網羅するほどではありません。
受けるレベルに対して勉強しすぎ(そのレベルでは求められていないことまで勉強してしまう)というのがよく起きてしまいます。
(もちろんあくまでDELE対策に限った話ですので、スペイン語の勉強法としてそれが間違いなわけではありません!)

まとめると、文法でもリーディングでも、DELEのレベル分けと同じレベル間の問題集を使うと、
そのレベルで何が必要なのかがわかるのでDELE対策には一番効率が良いということです。
(運転免許をとるならそれ用の勉強を教習所でするよね、、、というイメージです)

もちろん、コースに通う場合でも、ちゃんとA1とかB2など、DELEのレベル間と同じコース設定のところで勉強すると、
必然的にそのレベルに必要な力をつけることができます。


【DELE対策の重要性】

DELEは自学でもしっかり対策ができる!これを言いたいです。
可能であればコースに通うことも良いかもしれませんが(やっぱり先生がいると、問題を解くコツとか直接教えてくれますもんね)
自力でもDELE対策問題集を使えばある程度の対策ができます。

私自身は、B2を受けた時は対策コースに通ったのですが、問題集+先生がいることで、
ちゃんと作文を添削してくれたり、読解でも口答試験でもそれぞれの解き方のコツなどを教えてもらえたのでよかったです。
(ちなみにこれは留学中にスペインで通いました)

あと、たまに作文や口頭試験はネイティブの友人に見てもらうから大丈夫、というのを耳にしますが、
DELEの場合決して活用やスペルミスのみが採点対象になるわけではないので、
見てくれる相手がきちんとそのレベルの採点基準を知っているかが重要になります。

話を戻して、その後DELEを受けて落ちた経験がある私ですが
(その時は対策問題集をやらずにC1受けて数点足りずに落ちました)、
まず何よりも、受験料が安くはないので、落ちて受け直すことを考えたら、
初期投資としてコースに行くとか、問題集を買うとか、そういうことをすべきだったな…本当に思いましたし、
DELE対策問題集とかは本当にやっておけばよかったと思いました。

で、DELE対策問題集はご存じの通りいろいろあって、結構このブログでもシリーズ別にご紹介したりしてますね。


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Preparacion-al-dele-b1


◆日本語でDELE A2対策

◆LAS CLAVES DEL DELEシリーズ

◆OBJETIVO DELE シリーズ

◆DALE AL DELE A1/A2

◆DELE問題集、それぞれの特徴をざっくり解説

◆DELE問題集についての基礎情報


【日本語でDELE対策】


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先ほどもお話したように、DELEを受けるならDELEの基準に即した問題集を使うことが最も効果的な勉強法ですが、
日本で出版されている一般的な問題集はこの基準を満たしていなかったんです。
で、しかも、スペインで出版されているDELE問題集だと、中身が全部スペイン語なので、
せっかくの解説やアドバイスの部分を読み飛ばしてしまったり、うまく理解できないことが多い。
とくにA1やA2のような初級レベルの場合、スペイン語で書かれた問題集のアドバイスを理解するのは
なかなか大変で時間がかかる…
でもDELE A2は受ける人が多い、というわけで、日本語(日本語解説付き)でDELE対策ができれば良いと考え、
日本版を制作することになったのです!

日本語解説があることで、試験の概要などの解説がよりダイレクトに理解でき、効果的な試験対策ができます。
(主に初級の人が対象ですが)DELEはすべてスペイン語だからハードルが高い、、、のような
心理的な苦手イメージをすこしでもなくせたら、という思いがあります。

また、よくオリジナル版の解説をただ日本語に訳しただけでしょ、と思われますが、違うんです!
日本語に訳しつつ、説明を加えて、解き方のコツやアドバイスも加えています!
(現役のDELE試験官や、試験補助員を担当する者が編集に関わっています)

ちなみに、ただ問題の回数だけこなせれば良い、解説は読む必要はない、と思ってる方、
解説はめちゃ大事なのでぜひぜひ読んで下さい~~!!
例えば口頭試験はいきなり先生と話すのではなく事前に準備時間がありますとか、
その準備時間にはどんなことをするのかとか、問題集にはそのようなことがきちんと書いてあります。

そこで!私たちが出版している日本語版DELE教材の紹介です。
DELE対策問題集(模擬試験集)、単語帳、文法問題集、あと少しマニアックな数量表現(作文)があり、
DELE対策問題集、単語帳と文法は、先ほどご説明したDELEのレベル分け基準(CEFR)に即しています!

DELE対策問題集は、A1/A2, A2, B1, B2を出版しています。
ちなみにA2, B1, B2はスペインの出版社が出したオリジナル版がありますが、
「誤植が多い」とネットで指摘されてしまう悲しい現実が、、、
でも安心してください、日本版では直してますよ!オリジナル版に見受けられた誤植は修正済みです!

単語帳は、A1/A2B1があります。ほかの和書の単語帳と違うところでいえば、
この単語帳の特徴は実際のDELE試験を研究して(各出版社の模擬問題などを見て)、
各レベルよく出る単語からピックアップした点です。
なので、和書の単語帳よりかは、よりDELEに特化したものとなっています。

あと文法問題集!これはA1A2です。
A1やA2を受けようと思っている方は、各レベルに必要な文法事項をおさらいできるのでおすすめです。

最後に作文ですけど、これはスペイン語に必要な数量表現だけを集めたちょっとマニアックなものです。
念頭に置いているのは、DELE B2の作文のTAREA 2(選択問題ですが、グラフの読み取り問題)です。
数量表現を強化して、より専門的な言葉の使い方を学ぶ一冊です。



ちょっと長くなってしまったので、次の記事に続きます!

DELE対策本には日本語の説明付きもあります~!【その2】


 

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