【入荷情報】日本文学のスペイン語版入ってます~
こんにちは!
今日は、日本文学のスペイン語版の中でも、最近入荷した書籍のご紹介です。
個人的なイチオシは、ついに伊坂幸太郎がスペイン語に訳されたことです。
最近スペイン語に訳される日本文学の小説って、日本文学のなかでも女性作家が結構多くて、
(個人的に好きなので)東野圭吾や伊坂幸太郎は訳されないのかな…?と
ずっと思っていたのですが、ついに『マリアビートル』がスペイン語になりました!
ちなみに東野圭吾の『聖女の救済』や『容疑者Xの献身』はスペイン語版があったのですが、
残念ながら絶版になってしまったようです…再版してほしいですね。
『マリアビートル』は、どうやらブラッド・ピット主演で映画化された
「BULLET TRAIN」の原作と言うことで、
この度英語やスペイン語に翻訳されたみたいです。
・TREN BALA / KOTARO ISAKA [SOJ01302]
続いては、夏目漱石の『吾輩は猫である』と『坊ちゃん』。
実はどちらも子供の時に読んだのですが、あんまり覚えていなくて…
大学生になってから読んだ『三四郎』、『それから』、『門』はすごく面白かったです。
・BOTCHAN / SOSEKI NATSUME [SOJ01321]
・SOY UN GATO / SOSEKI NATSUME [SOJ01323]
(↑この表紙の猫ちゃんがとってもカワイイ!)
はい次。川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』です。
お恥ずかしながら読んだことはありません…が、
なんと現在34言語に翻訳されているそうです。すごい…
(読売新聞オンラインのこちらの記事で知りました)
・ANTES DE QUE SE ENFRIE EL CAFE / TOSHIKAZU KAWAGUCHI [SOJ01311]
お次は…横山秀夫『64』です!スペイン語に訳されたことをきっかけに原書を読んだのですが、
めちゃめちゃ面白かったです。ハードボイルドな警察ミステリー作品で、脳がフル回転します。
日本の警察組織や人間関係など、スペイン語でどのように表現されるのか気になりますね。
・64 SEIS CUATRO / HIDEO YOKOYAMA [SOJ01303]
はい次、大人気の村上春樹です。
『一人称単数』は2020年に出た短篇小説集ですね。
村上春樹はヤクルトファンで有名ですが、
もちろん「『ヤクルト・スワローズ詩集』」もスペイン語で収録されています。
新刊が出るたびにスペイン語に訳されていますので、最新作の『街とその不確かな壁』も
そのうちスペイン語になるのでは…と予想しています。
・PRIMERA PERSONA DEL SINGULAR / HARUKI MURAKAMI [SOJ01286]
お次は小川洋子『密やかな結晶』です。
こちらもスペイン語版の登場をきっかけに原書を読んだのですが、
面白くて一気読みしました。綺麗で静かだけど少し残酷な感じが良いです。
ということで、日本語でも読んでみてほしい1冊です。
・LA POLICIA DE LA MEMORIA / YOKO OGAWA [SOJ01258]
最後は吉本ばなな『キッチン』です。
スペイン語版は何度か入手不可になっていたのですが、この度また在庫が復活してました。
ので、久しぶりの入荷です~。
・KITCHEN / BANANA YOSHIMOTO [SOJ00955]
以上、最近のスペイン語訳された日本の小説でした!
« 【DELE対策】に特化した単語帳! | Inicio | 【中上級・スペイン語マニア向け】コロケーション辞典の凄さ »
「入荷情報」カテゴリの記事
- 【入荷情報】久しぶりのPunto y coma入荷&孤独のグルメのスペイン語版(2023.11.01)
- 【入荷情報】EDELSAのDELE対策問題集、単語を強化する問題集、文法書などなど(2023.09.27)
- 【入荷情報】仕入れ担当もニッコリ、かわいい本たちが入りました!(2023.09.12)
- 【日本語でDELE対策】DELE A1日本版出ました!(2023.08.26)
- 【入荷情報】人気のLAS CLAVES DEL NUEVO DELEとあまり紹介してこなかった文法問題集(2023.08.25)
« 【DELE対策】に特化した単語帳! | Inicio | 【中上級・スペイン語マニア向け】コロケーション辞典の凄さ »
Comentarios