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2014年4月25日 (金)

~カディスでのその後~

去年の9月に新学年が始まる時に、娘と「これから学年末まであっという間に時間が過ぎるだろうから、しっかりやろうね」と励ましあったのですが、ほんとにあっという間に、クリスマス、新年、カルナバルが終わり、今、セマナ・サンタが終わろうとしています・・・。もう最終学年の最終学期です。バチジェラートの2年生は5月末に卒業式なので、これから試験、再試験の嵐でしょう。7月初旬に大学入試です。よく理解できないのは、全科目きちんと合格できないと(つまり10点評価で5以上)卒業できないのに、そうでなくても卒業式にはみんな参加することです。日本のように制服があるなら、まぁいいとしますが、みんなドレスやらスーツで参加するわけですから、落第して来年も、となると無駄な出費じゃないかと・・・。親としてはたまりませんね。娘の場合、来年はないので、なんとしても合格してもらわないとなりません。こちらで大学入試は受けないので、成績に関しては先生と「交渉の余地」があるそうな。とりあえず頑張るのみ。

ところで、結構長いことこちらにいるわけですが、日本から持ってきた電化製品(パソコン、携帯)のバッテリーの寿命が短いような気がします。たぶん電圧のせいでしょうか?

もう少しで、長いカディス滞在も終え、日本に帰国するのですが、もう今から何が不安かというと、日本の空間の狭さです。東京のあの窮屈感は考えただけでもいやになります。ここも街中では、歩道と車道の区別がほとんどなくてごちゃごちゃしてますが、ところどころプラサがあり、海に沿って歩道があり、と空間の広がりを身近に感じられます。これが東京にはない魅力です。夏の休暇のシーズンになると、たとえばマドリードの人は、海、山、つまり一度自然の中に身を置かないと生活が続けられないのだ、ということを聞きます。今はこのことがとてもよく理解できます。ヨーロッパ人はこういうことにこだわりますね。だから、夏の休暇も私たち日本人の感覚からすると考えられないくらい長いですよね。でも、最近はまとめて1ヶ月の休暇を取るのがだんだん難しくなってるみたいですし、職種にもよります。ところが、ここカディスは、たいして都会から逃げなくちゃ!と思わせる要素がない。(もちろん、ずっと住んでいれば退屈して、よそに行きたくもなります。)反対にここによそから観光客が来るんですから。

夏のカディスはいいですよ。時間をかけてアンダルシアに滞在しようと思われる方はぜひおいでください。ビーチでゆっくりしたり、プラサで冷たいビールを飲んだり・・・。セビージャ、コルドバなら日帰りできます。「白い村」も近くにあります。ただ、日本人観光客には、カディス自体はあまり魅力はないね、というのが私たちカディス在住日本人の正直な意見です。日本人観光客が好きな歴史的建造物も少ないですし。こちらの友人に某旅行ガイドブック(なんとカディスも出ている!)を見せたところ、ひどくがっかりしてしまい、理由はカディスのカテドラルの写真が小さく載っていたのですが、「僕にとってカテドラルはとても大事なものなのに、こんなに小さい写真だなんて・・」とのこと。普段、そんなに宗教に熱心ではないのに、思いがけない反応だったのでびっくり。文化ですね。ただ、私たちにとっては、正直、カディスには、たとえばセビージャのような魅力はないってことです。別の魅力はありますよ。落ち着いて滞在して、スペイン語を学ぶには最適です。何度も書いたと思いますが、住んでいて安心、人はいい、歩いてビーチまで行けますし。

今日はセマナ・サンタの最終日(つまりイースターサンデー)です。この1週間雨も降らなかったのに、今日最終日、朝からゲリラ豪雨です。ここの雨の降り方はふつうじゃありません。ざぁっと一気に降って、ぱっと止んで晴れ間が出て、また一気に降るという繰り返しです。油断なりません。セマナ・サンタ期間に食べるお菓子といえば、トリハ(torrija)です。写真を添付しますが、見た目はなんかさつま揚げみたいですね。
辞書を引くと「フレンチトーストに糖蜜をかけたもの」と出ています。たしかにフレンチトーストですが、糖蜜がかかっているのではなくて、糖蜜にとっぷり浸してあります。
ものすごく甘い!そしておいしい!でも食べたあと、胃が重たくなります。一度に1個にとどめておくべきでしょう。

3月に日本の桜のことを考えていたころ、ちょうどこちらでも濃いピンクの花が満開になってました。残念なことに誰も何の木か知らない・・・。盛りをちょっと過ぎてしまっていますが、見てください。桜と違うところは、散る時に花びらが風に舞うのではなく、ボタッと落ちてくることです。風流じゃない。これもなんかスペインっぽいです。

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