2013年6月25日 (火)

~カディスでのその後~

スペインに来て2度目の滞在延長の申請も無事に終わりました。あとは、通知が送られてくるのを待つのみです。7月から夏休みの開始ですから、届くまでかなり時間がかかることでしょう。気長に待つのみです。娘も試験がすべて終わり、成績表をもらえば、長い夏休みが始まります。Bachilleratoの1年生(日本では高校2年生)ですが、学期の終わりに再試験の期間があって、1学期、2学期に落第した科目のテストを受けます。もし、それにも受からなかった場合は、9月にまた再試験です。受からなかった科目の数によって、進級か落第が決まります。6月中に受からないと、夏休みも楽しめなさそうでいやですね。昨年は、国語(スペイン語)を落第しましたが、先生が理解のある方だったので、再試験ではなく宿題にしてくださったので、ほんとうに助かりましたが、今年はどうなるでしょうか?
テストも終わったし、日本からの留学生のまことくんも帰国してしまうので、仲のいい友達をよんで、カレーライスをごちそうしました。食べたことのある子たちは、たいていみんな大好きなんですよ。日本好きの子たちには、アニメやコミックを通して、あこがれの食べ物なんです。
今回は、そういうわけで、身近にある食べ物の話でもしようと思います。
スペイン・アンダルシアといえば、ガスパチョが有名ですが、家にミキサーもないし、自分で作ってまで…というわけで、ほとんど飲んだことがありませんでした。そのかわりに、サルモレホという、コルドバが本場のガスパチョによく似た冷スープがあって、それはよく行くお店のメニューにあるので、暖かい間は必ず注文していました。(1人前3ユーロです)ガスパチョは、スーパーで、パックに入ったものが売っているのですが、「きっとおいしくないに違いない・・・」という先入観で買わないでいました。が、とうとう買ったんです。なんと、すごくおいしかった!どうして今まで買わなかったんでしょう・・・!今年の夏は、きっとガスパチョを飲みまくるでしょうね。暑いときにはほんとうに最高の一品です。1リットルで、3.40ユーロくらいです。ガスパチョとサルモレホの違いですが、ガスパチョは、トマト、ピーマン、赤ピーマン、きゅうり、玉ねぎ、にんにく、皮を取ったバゲットパン(前日の硬くなったもの)、塩、オリーブ油(もちろん家庭によってレシピは変わるでしょうが)、サルモレホは、トマト、同じく前日のパン、オリーブ油、にんにく、塩、そして、テーブルに出す前に、ゆで卵をくし切りか細かくきざんだものとハモン(ハム)を小さい角切りにしたもので飾りつけします。サルモレホの方が、ドロっとしていて、よりスープというかんじですね。ガスパチョはジュースみたいです。サルモレホもパックで売っていますが、これは飾りつけもあるし、今まで通り、お店で注文します。
スペインでびっくりするほどおいしいものは、ポテトチップスです!日本と比べて、味のレパートリーは少ないです。でも、シンプルな塩味がほんとにおいしい!私は、日本ではあまりポテチは食べなかったんですが、ここではよく食べています。塩味の原材料を見ると、ジャガイモ、植物油、塩、と、すっきりしてます。値段の違いは、ひまわり油かオリーブ油で、もちろんオリーブ油のほうが高いです。日本のと何が違うか、娘と検討した結果、スペインのほうが硬いね、ということに。日本にも「硬あげ」などがありますが、ごく普通のものに限っていうなら、スペインのほうが硬い。味もシンプルで飽きがこないです。特にお気に入りは、写真を添付しますが、オリーブ油で揚げたもの。去年、妹がこちらに来た時に、「おいしい、おいしい」といって、お土産に持って帰りました(粉々にならないかどうかが心配でした)。スペイン人は(たぶん全国的に…)ポテチが大好きだと思います。そうそう、フライ屋さんでは、自家製ポテチも売ってます。
スペインでおいしいものその3は、ボカディージョです。バゲットサンドですね。家でも作れますが、お店で買うとほんとにおいしい!中の具はいろいろで、ハムとチーズ(この2品からして、もう日本のハム・チーズとは味が全然違うので…)、トルティージャ(スペイン風オムレツ)、ローストチキンなどなど。娘の学校の近くに、ローストチキン屋さん?があって、ポテチもそこで揚げてるんですが、そこのボカディージョがおいしい。ほぐしたチキンとポテチをサンドした塩味か、それにサルサ・ガウチャというピリ辛のソースをかけたものの2種類あります。ボリュームもあって、1個食べればもうおなかいっぱいです。ひとつ2ユーロ。友人の一人が、去年の夏明けに見た目にわかるくらい太っていて、理由は「ビールとトルティージャのボカディージョをしょっちゅう食べていたとのこと。炭水化物でいっぱいですから、気をつけないと。でも、おいしいですからね。カーニバルなどのイベントの時以外は、注文後、作ってくれます。アルミホイルにつつんでくれます。
アルミホイルといえば(関係ありませんが)、バルでコーヒーを注文すると、ガラスのコップで出てくることが多いですよ(もちろんホットです。スペインでは、アイスコーヒーを飲む人は多くないですし、冷たいのが飲みたい人は、カフェ・コン・イェロといって、要は暖かいコーヒーと氷の入ったコップが出てくるので、砂糖を混ぜたあと、氷のコップに移し入れるのですが、おいしくなさそう…)。なかには、コップじゃいやだといって、カップでと、わざわざ頼む人もいます。私はどちらでもいいので、特に気にはしません。コーヒーに関しては、うるさい人が多くてウエイターさんもたいへんですが、お客さんの好みを覚えていて、言われなくても好みのコーヒーをさっと出す、プロですね!
カディスにもようやく本当の夏が来たようです。朝晩は肌寒かったり、風が冷たかったりしてましたが、今日は(6/23)もう朝から空気がもわっとしています。日曜だし、午前からビーチへ向かう家族連れやカップルでいっぱいでした。カディスの夏は最高ですよ。ぜひ遊びにきてください!

写真は左から、ガスパチョ、サルモレホ、カフェ・コン・レチェ、ポテトチップ
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2012年12月15日 (土)

~カディスでのその後~

前回からだいぶ時間が経ってしまいました・・・。私たち母娘は、元気に(たまに体調を崩しながら)ここでの生活を続けています。

日本には、どのくらいスペインに関するニュースが届いているのでしょうか?本当にいろいろな事を経験しています。
12月になり、だいぶ寒くなりました。底冷えです・・・。暖房の設備が整っていないので、夜などじんじんと体の中に寒さが浸透してきます。
昼間、太陽が照っていて、風がなければ、日差しで暑いくらいなのに・・・。早く夏よ来い!というきぶんです。
娘もBachilleratoの1年生(日本の高校2年生)、去年に比べて、勉強も本当にたいへんになりました。クリスマス休暇も近いということは、試験シーズンの真っ最中です。日本と違って、試験日が決まっていて一気に、というのではないので、まだ余裕があるようですが、それはスペイン人の生徒に言えること。彼女には1日1教科でもたいへんです。実際、スペインの子達も1日に複数の試験だと先生に抗議すると、娘は言ってますが、今回は3日で5教科なので、ほんとたいへん。落第だけはしてくれるな・・・と祈っています。
スペインに来る前に、娘は十分とはいえないまでも、スペイン語の準備はしていたので、クラスメイトとのコミュニケーションは、最初からまずまずできていました。それでも、勉強に関しては、2年目でも、ほんとうに厳しいです。教科によっては、手加減をしてくださる先生もいますが。
というわけで、私の今の主な勉強は「哲学」です。西洋にいて、この科目からは逃げられませんね・・・。あのテキストを読んで理解して、しかもスペイン語でというのは、まだ娘には無理。私でもきちんと理解するには時間がかかります。まずは私が理解して、彼女に説明するという戦法です。はぁ・・・。日本語で説明するのがたいへん。でもいい経験ですし、スペイン語のいい勉強です。
ESOまでは、義務教育なので、教科書も学校で貸してくれましたが、Bachilleratoでは、自分で用意しないといけません。そして、また教科書が高いんです。
去年と同じものは友達から格安で売ってもらい、あとは買いました。ずっと、不思議に思ってたことなんですが、ここにはたくさんの「コピー屋さん」(copistería)がたくさんあるんです。なんでこんなにたくさんあるんだろう?と。教科書が高いもので、教科書をまるごとコピーする人がたくさんいるんです。そしてコピー屋さんでは、コピーするだけでなく、本のように綴じるサービスもしてくれるんです。そうすると、3分の1くらいの値段で済みます。
クリスマスが近いので、街もイルミネーションの準備も整っていますが、何分、経済危機ですから、去年よりも削減。失業者数も過去最高、大都市に比べたらまだまだ安心して暮らせるカディスですが、最近は商店を狙った強盗なんかも発生しているようで、状況が少しでも好転することを願ってます。
この間も、スーパーの前で、困っている人を助けよう、というキャンペーンがあって、米、砂糖、食用油を集めていました。失業、立ち退き(簡単に言ってしまえば借金のかたに家を取られてしまうことなんですが)などで、食べるにも事欠く人が増えて、大きな社会問題になっています。ここでお世話になって暮らしているのですから、できることは協力したいと思っています。
そうそう、やっとフラメンコを体験しました。なんとバイラオーラは日本人の「中田佳代子」さん。カディスには、観光向け(といっていいかと思うんですが)にフラメンコを楽しめるお店と、地元のファンのための場所がいくつかあります。"la peña"というんですが、中田さんはla Peña de la Perla de Cádizで何年か前に行われたコンクールで2位になった方で、「ほんとにいいバイラオーラなんだよ」との太鼓判付き。チケットを買いに行った時、ちょうどリハーサルの最中で、同じ日本人だからでしょうが、友達と勘違いされ、練習を見せてもらえ、中田さんと話もできました。フラメンコももちろん楽しみでしたが、地元のファンがどういう風に日本人のバイラオーラを受け止めるのかにも、とても興味がありました。日本人のフラメンコ好きはとても有名で、たいてい「フラメンコ好きかい?」と聞かれます。ショー本当にすばらしかった!お世辞でなく、地元の人も絶賛してました!あらためて思ったことは、フラメンコの表現する世界は、日本人が持っている感情と近い、と。ぜひまた見てみたいし、聞きたいです。
1年以上もここに住んでいますが、まだまだ知らないこともたくさん。最近、行きつけのfrutería(八百屋さん)で、dátiles(なつめやし)なるものを知りました。
「くるみと一緒に食べるとおいしいよ」とのことで、これがなんと本当においしい!毎日食べてます。チーズにしても、ここでは娘共々、山羊乳の熟成チーズを好んで食べているので、日本に戻った時に寂しくなるだろうな・・・と、今から心配してます。(山羊乳の熟成なんて、においもきついし、味も然りですから)
あぁ、スペインは広いです!ほとんどここから出ていないので、いろんなところを知りたいけれど、そうそう旅行ばかりもしてられないし。まずは、娘が落第しないこと、つまり勉強、勉強!クリスマス休暇中もfilosofía です・・・。

写真は 1.ペーニャ・でラ・ペルラ・デ・カディス
2.バイラオーラ 中田佳代子さん
3.ダティレスとくるみ(大きさを比較できるようにです)
4・ラ・カレータのビーチに作られた砂の作品(ビーチだけ見ると、日本人にしたらまだ夏のよう・・・)


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2012年7月20日 (金)

~カディスでのその後・・・~

今回は、まずフェリアについてお話ししたいと思います。
フェリアといって、まず思い出すのはなんといってもセビージャのものでしょうね。
このフェリアもアンダルシア特有のお祭りだそうです。やっぱりアンダルシアは特別です!
「春祭り」を想像していたのですが、ここカディス県内だけでも、ベヘールでの4月18日を皮切りに、アルコスでの9月26日~30日まで30か所以上で、つまりどこかしらでフェリアが開催されているんですよ!場所によって規模は違いますが、カセタという簡易的なお店がずらっと並んでいて(そこでは、飲んだり食べたり、セビジャーナスを踊ったり・・)、会場のほぼ中央を馬車でぐるっと1周できる道があって(つまり、カセタはその道を取り囲んでいる、といったら分かりやすいと思うのですが)、移動遊園地があって、カセタのはかにも、アイスクリームや飲み物や軽食を売ってるスタンドがある、というかんじです。私達はヘレスのフェリアに行きましたが、生のココナツを食べたり、オルチャータを飲んだり、カセタで食事をして、移動遊園地で遊んで楽しかった!
フェリアには欠かせない「レブヒート」という飲み物があります。これが危険!なんです。フィーノという辛口のワインをスプライトのような炭酸飲料で割るんですが、口当たりがいいので、つい飲みすぎてしまうんですね。
女性はフラメンコの衣装を着て、とてもきれいだし(老いも若きもほんとによく似合ってるし・・うらやましい・・)
こういうお祭りに実際に身を置くと、スペイン人(とくにアンダルシア人)は、楽しむことをよくわかっているんだな、本当に感心するばかりです。来年は、もうちょっと小さなところのフェリアに行ってみようっと。もし「レブヒート」を試す機会がありましたら、注意してくださいね。
さて、7月ももう3週間も過ぎてしまいました。娘の学校は、6月22日が今学年最後の日で、とっくに夏休みを楽しんでいます。7月からは「バカンス」が始まり(もちろん、みんながみんなバカンスというわけではありませんよ)
街中、夏休みムード全開です。外国人の旅行者も多いので、街を歩いていると、英語、ドイツ語、フランス語などをしょっちゅう耳にします。ここK2も、アメリカ人、ドイツ人、オランダ人、トルコ人、ポーランド人、スウェーデン人など一気ににぎやかになりました。娘も、新学期に備えて、スペイン語の特訓です。見知らぬ国の人たちと知り合えて、スペイン語でコミュニケーションできることを楽しんでいまっす。そして、なんと!日本人の学生が来たんです!
30歳の男性ですが、しばらく落ち着いてカディスに滞在するとのことで、まだ2週間目ですが、ここでの生活を楽しんでほしいです。学校には他に韓国人の男性もいて、こんなにアジア人がいるのは珍しいとのこと。数か月前にはカディス人と結婚して、ここに暮らしている日本人女性も学校にいましたし(今は大学のスペイン語講座で勉強していて休憩時間にはプラサでお茶しているのを見かけます)。アンヘレス曰く、東洋人は勉強や諸々のことに対してまじめでもっと東洋人の学生が増えればいいと言っています。ますます無責任なことはできませんね・・。

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2012年6月18日 (月)

~カディスでのその後~

もう5月も終わろうとしています・・。2月の終わりにカルナバルが終わったと思ったら、その後、セマナ・サンタがあって、今はもうフェリアの季節です。

今までの生活で感じていることは・・・ここカディスには秋も春もない!季節の移り変わりがダイレクトです。
昔はこうじゃなかったそうですが、世界中のあちこちで天候がおかしくなってるんですね。
今年のセマナ・サンタは4月1日に始まりました。セマナ・サンタはイエス様がエルサレムに入ってから、処刑され、復活するまでの苦しみを再現した宗教色の強いお祭りです。各教会から、パソという行列が出るんですが、それを見るんです。まず、楽隊が隊列を整え(これはマーチングバンドを想像してください)、音楽が鳴り響きます。
なんともいえない高揚感を感じさせる音楽!そして、教会から、まずペニテンテと呼ばれる人たちが出てきます。
(三角形の頭のとがった頭巾で顔を隠した人たちです。)地域によってはナサレノともいうそうです。そのあと、キリストの像が乗った山車が出てきて、楽隊がそのあとに続き、またペニテンテの一団があって、次はマリア様が乗った山車で、楽隊が続く、といった具合です。この山車が、ほんとに重いそうで、2500キロにもなるものもあるそうです。このパソが
通る道路は車は通れません。重いし、その性格上(だと思うのですが)、パソはゆっくり、ゆっくり進みます。どのパソもカテドラルに向かい、その中を通って、各教会に帰ります。出発してから、5時間、6時間かかるのはざらです。
私はクリスチャンではないけれど、このお祭りが大好きになりました。教会から山車が出てきた時のあの気持ちはなんでしょう?みんな出てくるのを、今か今かと待ち構えていて、目の前にイエス様が現れて、観衆から沸き起こる拍手!
涙がでてきましたよ、嘘でなく・・。日本のお祭りに似ているかも?なんて、思いながら見ていました。私は、もちろん見るだけですが、積極的に関与して(ペニテンテや楽団や山車を担いだり)参加している人もいるわけですよね。特に山車を担ぐ人達は(コスタレロといいます)、1か月以上も前から夜中に、足並みを揃えて進む練習をしているそうです。
写真を見てもらえばわかると思いますが、覆いの下で前も見えなくて、ほんの少しずつしか進めなくて、重い物をかついで・・
山車が狭い路地をまがったりすると、必ず起こる拍手にも感動しました。
このセマナ・サンタも地域によって、かなり違うらしく、アンダルシアのものはやっぱり雰囲気も明るめなんでしょう。
カスティージャなど、中央部ではし~んとしていて、もっと重厚な雰囲気なんだとか。パソも、アンダルシアでは、1週間まるまるどこかの教会から出ますが、他では最初の日曜と木、金、土、日だけだそうです。やっぱりアンダルシアはどこか特別ですね。
 
イエス像を乗せた山車
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マリア像(マリア様の像はどれも泣いています)
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コステレロの足です
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2012年4月 2日 (月)

~カディスでのその後 “カルナバル!”~

あっという間に、3か月が過ぎてしまったことになりますが、その間、私達母娘はほんとうにカディスでの生活を楽しんでいました。2月には、かの有名な“カルナバル”がありました。
スペインでは、テネリフェとカディスのものが特に有名なんだそうですが、テネリフェは、ブラジルのリオのカーニバル並みに派手らしく、カディスのはまたちょっと予想していたのとは違いました。
カルナバルの1か月前くらいから、プレカルナバルというものが始まり、週末にはイベントがあって決まったプラサで、伝統的なお菓子やアニス酒、牡蠣、ウニが無料で配られたり・・(想像してください、どこもすごい人なのと、決められた時間には決して始まらないってことを。私はお菓子の時に行ってみましたが、45分以上過ぎてからようやく始まりました)。
なんとなく、日本の感覚で「おひとり様1個」なんだろうと、思いきや、「もういらないの?もっと持っていきなさい。」と、ほんとに気前がよくて、3つも4つももらいました。ペスティーニョという糖蜜がかかった揚げ菓子で、さすがに夜の11時に食べるのは・・アニス酒だけ飲んでお菓子はお持ち帰り。おいしかったですよ。
あとは、カルナバルの本番が始まるまで、合唱や、その他合わせて4~5部門のコンクールがあります。予選に始まって、準決勝、決勝と勝ち抜いていくんですが、カディスだけでなく、他の街からも参加できます。ただ、カディスっ子(ガディタノといいます)に言わせると、他の街のものは、いまいち面白くないそうですが。合唱といっても、もう存在している歌を歌うのではなく、カルナバルのために、ずいぶん前から準備して、その歌も、政治や行政、社会を批判したり、カルナバル賛歌だったりさまざまです。合唱の他には「チリゴタス」とか「コンパルサ」などがあって、こちらの方がもっと批判色が強いそうです。外国人にはなかなか意味を理解するのがむずかしいのですが、見ているだけでも楽しい。プロというわけではなく、セミプロのようで、コンクールで賞を取ったり、評判がよければ、他の街でお祭りなどの時に演じて収入にしているそうです。
カルナバル本番の最初の土曜日は、スペインだけでなく、他のヨーロッパ各地からも旅行者が来て(実際、誰が外国人かなんてさっぱりわからなかったですが)、この日は「仮装」の日です。何かしないほうが「変」とのことで私達もちょっとだけしました。かわいいのは子供達です。特に女の子はお姫様のような衣装を着たり(羨ましい!)、
大人用があれば・・。ただ、この日はどこの誰だかわからない人が大勢いるから「気をつけろ!」と、たくさんの人に注意されたのも事実です。過去には事件らしきことも起こったそうですし、中にはこの土曜は出かけない、という人もいました。確かに、昼間から飲んでますし(それもかなり)、遅くならないうちに家に戻りました。
次の日曜からもっともカディスらしいカルナバルになるんだ!とのことで、何があるかというと・・お天気にも恵まれ、大勢の人がプラサに集ってます。山車に合唱団(先日のコンクールの出場者や受賞者たち)を乗せて、しかも何組も間隔をあけながら、連なって、歌を聞かせてくれるんです。聞き手は、ビール片手にポテトチップやボカディージョをかじりながら聞いています。歌っている人だって、ビールを飲んでいたり、何かつまんでいたり、ほんとうに開放的でのびのびしてて、市民のためのお祭りだと、強く感じました(もちろん、他の街の人、外国人もたくさんいますが)。
普通のカルナバルは火曜日には終わるそうですが(宗教的にも)、カディスのは終わりません!次の日曜までまるまる1週間続くんです。でも、さすがにウイークディは、静かです。踊りのコンテストや、子供向けの人形劇やら。
子供達はまだ仮装を続けていて、ほんとにかわいい!そして、週末は前週末と同じように・・
ということで、今回はカルナバルのことで終わってしまいましたが、もう「セマナ・サンタ」が始まろうとしているところなんです。
年中行事に追い回されてるような気がしている今日このごろです(特にカディスはそうなんだ!と、多くのガディタノスが言ってます)。
 
①街中がカルナバル用のイルミネーションで飾られてます(家の近所なのでちょっと寂しいですが・・)
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②コンクールでも評判のよかった合唱の一団
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③家の屋上から撮った風景
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④娘の学校の友達もいる若い子達の合唱の一団(こういう子達がカディスの伝統を伝えていくんですね)
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2012年1月21日 (土)

~カディスでのその後~

22日には娘の学校まで成績表を取りに行きました。親、もしくは成人の代理人が行かなければならないのです!結果は・・・ですが、担当の先生から「彼女のスペイン語力で、今回の成績には満足です」というお言葉をいただき、母娘で喜びました。K2のアンヘレスたちや、おなじみのバルのウエイターさんからも「よくやった」と褒めてもらい、ちょっと安心してクリスマス休暇です。
成績表を渡された翌日が最終日なのですが、クラスの半分以上が欠席(ということは、学校中でも半分は・・・)だったと聞いて、なんだかスペイン(カディス?)らしい・・と、妙に納得です。私も2週間のお休み!
クリスマスイブは家族で過ごす大事な日です。お店もだいたい午後4時には閉店してました。スペインではプレゼントをもらえるのは”レジェス・マゴスの日”が伝統なのですが、最近はサンタクロースも来るそうで、特に子供たちはいいですね、2回ももらえるんですから。スーパーも夜のごちそうの準備の買い出しの人で大賑わいでしたが、時間がたつにつれて、しんとしていく街。その夜はほんとに静かそのものでした。最近では12時を過ぎると、また街へ繰り出す人も多いと聞いていたので、様子を見に出てみましたが、あんまり人影も見えないのと、寒くて寒くて、さっさと家に戻りました。
そのあとは、大みそかです。この日も家族で過ごす大事な日です。でも、よりお祭りらしいので、なんだかみんなウキウキしてます。私も、とりの丸焼きやらケーキやらを注文して、準備はばっちりです。
スペインでは、12時の鐘に合わせて、12粒のぶどうを食べると幸運をつかめる、とのことで、ぶどうもしっかり用意しました。みんなが、「のどをつまらせないように気をつけろ」というので、いったいどんなもんだか予行練習。うん、皮はたべても渋くないけど、種がね・・。
種を出してる暇はなさそうだし・・。娘は皮も種もぜったい食べたくない、といって、皮も種も取り除いたものを自分で準備してましたが、私はそんなことでいいんだろうか?と思い、そのままで挑戦することに。
テレビでは、マドリードの”プエルタ・デル・ソル”からの中継が有名なのですが、私たちはアンダルシアにいるんですから、”カナル・スル”局の中継、しかも今年はカディスの市役所前からの中継でした。2012年はカディスにとって、記念すべき年なんです。1812年にスペイン初の憲法がカディスで宣誓され、その200年祭の年なのです。なんて運がいいんでしょう、そんな年にカディスにいられるなんて!今年はいろいろ行事が目白押しです。
そうそう、ぶどうは、やっぱり難しかったです。どのタイミングで食べ出したらいいのかわからず、結局、食べ始めるのが早かったにもかかわらず、最後はなんだかぶどうが多く残ってて、あわててまとめて口に入れるはめに・・。おかしい!
来年(今年ですね、もう)こそ!と、心に誓いました。でも、あとで聞くと、ジョランダだって、慌てて唇を噛んじゃったとか、スペイン人にとっても、簡単なことではなさそうですよ。
この時期、嬉しかったことは、今までに知り合えた人たちから、メールやカードなどが届いたことです。クリスマス後に、ひどい風邪をひいて、ほんとだったら、アンヘレスが夕食に招待してくれていたのに・・。アンドレアは、手作りのお菓子を送ってくれました。家族をとっても意識させられるこの時期、娘とたった2人きりのスペインで、正直、この時ばかりは日本が恋しかったけれど、ほんわかした気持ちにさせてくれたできごとです。
6日はレジェス・デ・マゴスの日です。この日の朝、おとなりの子供たちはとっても早起きでした。やっぱり、スペインでは、プレゼントといえば、この日なんですね!もう、喜んでる姿が目に浮かぶよう。この日の朝食には”ロスコン”という、菓子パンのようなお菓子を食べます。中に、そらまめと小さな人形が入っていて、人形が当たった人は王様になれるんですが、そらまめにあたったら、そのロスコン代を払わなきゃならないんです。前日には多くの人がロスコンの入っている箱をかかえてました。もちろん私たちもです。残念なことに私達のロスコンは、最初からどこにあるか見えていたので、娘とあみだくじをしました。当たったのはわたしです。はぁ、やっぱり私が払うんだ・・。ロスコンは、今ではいろんな種類があって、生クリーム入り、チョコクリームのもの、なんにもはいっていないものなどです。アンヘレスが、みんなにこの朝の伝統の朝食を紹介したいといって、学校は休みですが(この日は祝日です)11時半に集合して、私は2回目の朝食です。私達もアンヘレス、ジョランダからプレゼントをもらって、楽しく過ごしました。
前日にはレジェスの行列があって、キャンディーをまくんですが、子供たちは、自分の街にレジェスが来ているとあって、大喜び。プラサはものすごい人でした。
これで長かったクリスマス期間も終わりです・・・。
 
1.アーモンドを使ったマサパンが主体のお菓子
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2.クリスマスに食べたブッシュドノエル(Troncoって言ってました。ほんとにおいしかった)
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3.レジェス・マゴスの行列の人たちとロシア人の学校の仲間と
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4.レジェス・マゴスの日の朝食に食べるロスコン・デ・レジェス
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2012年1月16日 (月)

~カディスでのその後~

12月になって、エラが帰国してしまいました。彼女とは、3か月近く一緒に授業を受けたことになります。年齢的にはだいぶ差があるのですが、若いとはいえ、社会人の彼女とはなんとなく気が合って、お別れはとてもつらかったです。エラが帰国したあと、カディスで4週間過ごした後、バレンシアの学校へ行ったソフィ(彼女もスウェーデン人です)が戻ってきました。彼女曰く、バレンシアはちょっと馴染めなかったとのことです。カディスはこじんまりしていて、慣れてしまうと、ほんとに暮らしやすいし、治安がいいのが何よりですから。大抵のところには、徒歩で行けますし。
というわけで、クラスはまた3人で、2人のスウェデーン人と一緒です。全員(先生も含めて)女性なので、勉強以外の会話が充実(?)してました。やっぱり、男性には聞けないことってありますよね、話題にできないこととか・・。
オルガの授業は全般的にとても好きなのですが、特に私が気に入っている点は、自由に話をさせて、その後に間違いを直してくれることです。でも、すぐに「ここが違う」と言うのではなくて、みんなで考えることです。それぞれ、興味も、授業後の過ごし方も違うので、いろんな話題が出てきて、それについて、こういう表現があるとか、特別な言葉があるとか教えてくれるわけです。
ソフィアが帰国する前には授業後、4人でお肉のタパスがおいしいバルに行って、ちょっとしたお別れ会をしました。はずかしい話ですが、まだ娘にハモンを食べさせてないんです。なんか予定が合わなくて・・。(私は何回かいただきましたが・・)
いいバルをおしえてもらったので、今度こそ食べさせないと・・。
そうこういう間に、ソフィアも帰国してしまい、翌週はとうとう二人かも?クリスマス前ということもあって、この時期に来る生徒はほとんどいません。西洋人にとって、クリスマスとは、ほんとうに大事な行事で、どんなに今いる場所を気に入っても、クリスマスだけは、家族と過ごしたい、と言って、みんな戻って行きます。
その点、ソフィは特別?でも、彼女も「なんだか変だ」と言ってましたが。翌週、ロシアのサンクト・ペテルブルクに住んでいるタマラがやってきました。同じクラスではないけれど、お互いとても親近感を感じて、仲よくなりました。
タマラはグルジア人です。いろいろ事情があって、ロシアに住んでいるけれど、自分の祖国をとても誇りに思っているタマラ。なんだか考えさせられます。
学校は12月の最終週はお休みになりますが、私は娘が23日で休みに入るので、一足先に休暇に入ることにしました。
大みそかにロシアから生徒が何人か来るとのことで、1月の第1週から授業は始まります。(私は休みです。)
でも、新年のあいさつに学校に顔を出して、彼女たちとも知り合いになれました。
ちょっと長くなりましたので、クリスマスや新年のことは、次の機会にしたいと思います。
写真はカディスのイルミネーションです。経済危機で例年よりも少ないとのことですが、夜の街は、たいていの街路がイルミネーションされていて、ほんとにきれいです。

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2011年12月 9日 (金)

~カディスでのその後~

ダブル・ヘレンも帰国の時を迎え、ただ翌週から確実に新しいメンバーが増えること、しかも過去2回もK2に在籍したことがある人とのことで月曜が楽しみでした。
そして月曜、スウェーデンのソフィア、金髪で背が高くて、スウェーデン人のイメージ通りの人です。エラも背が高いです(娘曰く、エラは脚の長さがハンパないとのこと)。旧教え子との再会にカルロスも嬉しそうです。ソフィアは旅をするのが大好きなようで、働いてお金を貯めると世界中、いろいろな所をまわっているようです。ここに来るスウゥーデン人はそういう人が割と多くて、想像していた“スウェーデン人”とはずいぶんかけ離れてます。そして、水曜日にはまた新しいメンバーが・・。ドイツのアンドレアです。彼女には、去年ここで学んだ娘さんがいて、今年の9月から来年3月までカディスで仕事をしています。そういうわけで、アンドレアは始めから、不思議なくらいクラスに馴染んでいました。アンドレアは特に仕事上スペイン語が必要ということではなく、好きだから勉強しているそうです。ここ数週間、4人のクラスが続いていて、人数的には一番落ち着いて授業に臨めるかもしれません。アンドレアも3週間の滞在なのと彼女の誰とでも気安く接する性格からクラスもほのぼのとしていて、いい雰囲気でした。この4人での第1週から、クラスがレベルアップしました。まずはSER とESTARです。クラスがあがっても、内容ががらっと変わるわけではなく、さらに発展させて、語彙を増やして・・という感じです。しかし、学べば学ぶほど混乱していくんだか、以前には考えられないようなミスを会話でおかして、「何言ってんだろ?」と、自問することも。まだまだ先は遠いです・・・。
週末を利用して、娘とベヘール・デ・ラ・フロンテーラという小さい街に行ってきました。カディスからバスで1時間ちょっとです。坂道が多くて、路地は複雑で、まるで迷宮に入ってしまったみたいでした。街をぶらぶらして、いい感じのレストランで食事をして、昔からあるパステレリア(お菓子やケーキを売ってます)でお菓子を買って・・・。スペインにはおいしいチーズがたくさんありますが、ここでパジョジョ(Payoyo)という、カディス県で作られているチーズに出会いました。しかも、山羊乳!ほんとうにおいしい!後で、羊乳、山羊乳などいろいろあることがわかりました。山羊乳って、私の世代ですと、ハイジのイメージが強くて、一体、どんなチーズなんだろう?と思ってましたが、パジョジョは絶品です。ベヘールでの忘れられない思い出は・・・帰りのバスを待っている時に念のため、トイレを済ませておこうと、ツーリストオフィスに行くと、オフィスはもちろんトイレにまで鍵がかかっていて、バルにでも行って、コーヒーを頼んでトイレを借りようかな?なんて思っていると、向かいの通りの窓から、おじさんがなんだか私たちを呼んでいるような・・。そのうち、わざわざ出てきて、トイレに鍵がかかっているのを見ると、「うちのを使いなさい」と言って、貸してくれたのです。おじさん、その節はありがとうございました。
今回はすべてベヘールの写真です。
 
写真1.ベヘールの街並
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2.プラサ・デ・エスパーニァ
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3.上から見たプラサ・デ・エスパーニァ(本当に小さくて素敵なプラサだとわかってもらえるといいのですが)
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4.11月の空とは思えない青さです
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2011年11月19日 (土)

カディスでのその後

私のK2での学生生活は、実際のところめまぐるしいです。先日、イギリスからグループで生徒が来るとのことで、1週間のうち3日間、授業が午後からになりました。月曜も午後3時からだったのですが、私は娘の昼食のこともあり、4時に行くと、新しいクラスメートが3人もいてまるで浦島太郎のような気分でした。3人とも女性で、イギリス人、アメリカ人、スイス人です。私を含め、7人が全く別の国籍です。
すごいですよね。アメリカのヘレンは仕事がらヒスパニックの人たちと話す必要があったり(ニューメキシコ在住)、かと思えば、とにかくスペイン語に魅せられて、スペインのいろいろな街で学んだ経験のあるイギリスのヘレンや、自国で勉強していてカディスはいいところだからと、休暇がてら学校に通うことにしたらしいスイスのカティなど、理由は人それぞれです。とはいえ、みんなスペイン語の実力は大したもので、刺激を受けたり、落ち込んり・・。
私が通い始めた頃と、人数としては変わらないのですが、メンバーの平均年齢がかなり高くなり、クラスの雰囲気がガラッと変わったのには驚きです。この週で、シャルロット、ジャネット、カティが帰国するので、翌週は4人になるのですが(予定です。また新しいメンバーが増えるかも)、この週は時間的にも授業の内容や諸々でなかなかハードな週でした。何しろ、それぞれ文法に関して疑問があったり、自国のことについていくらでも話せたり、他国のことについて質問が山ほどあったりなんです。
カルロスも午前、午後とびっしり授業で、少々疲れ気味かなって思いました。金曜日には、“お別れパーティー”が午後からあり、たぶんこの金曜で帰国する生徒が多いせいかと思うのですが(毎週あるわけではないので)、それぞれ1品持ち寄って、午後のひと時を過ごしました。なんか日本食を!と、いわれて、材料の問題があるので、完璧なものはできなかったのですが、から揚げを持っていきました。みんな、おいしいと言ってくれましたが、果たして真実かどうか・・?
翌週から4人でクラスが始まりました。アメリカとイギリスのダブル・ヘレンと、スウェーデンのエラと私です。先週とは、打って変わって落ち着いた雰囲気です。イギリスのヘレンは流暢にしゃべるというのではないのですが、自分の意見や説明しにくそうな質問をどしどしするので、圧倒されます。“日本の首相はどうしてころころ変わるのか?”と聞かれ、私は絶句しました。前週が文法中心の授業だったのに対して、それを発展しながら会話をメインにしたかんじです。(果たして発展できたのか?)文法を勉強すればするほど、話すのがむずかしいし怖くなります。エラもそうだと言ってます。いつも“これで間違ってないか?”と、自問してしまいます。少しでも、上達していればいいのですが・・。
長くなったので、今回はこちらの生活でええっ~?!と思ったものを紹介して終わります。

1 ゴミ袋
私の前の住人さんが置いて行ってくれたのですが、なんだろ、これ?というのが第一印象でした。使いかけだったし、ラベルもなにも付いてなかったもので・・。ゴミを出すには袋の規定はないようですが、スーパーではレジ袋はただではないし(0.04ユーロ)、くるくる丸まっていて便利なので愛用しています。
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2  ドン・シモンのジュース
何気に買ったジュースなのですが、家でよくよく見ると日本語が・・。異国の地で出会う母国語ほど(思いがけない時に)人を嬉しくさせる
ものはないかも・・
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2011年10月31日 (月)

~カディスでのその後~

もしかしたら、クラスの生徒が2人だけになって、「セミプライベートかも?」と言われていたのですが、次の週、2人増えて、通常のクラスのままでした。
高校でスペイン語を勉強しているドイツ人の18歳の女の子とノルウェー在住のオランダ人の女性です。ドイツの子はおじいさんがバレンシアの近くに家を持っていて、もうなんどもスペインを訪れているそうです。オランダ人の女性は、ノルウェーの学校でフランス語と英語を教えていて、学校の要請でスペイン語の授業をするそうで、そのために来たそうです。
生徒の国籍がバラバラなもので、先生のカルロスはとても喜んでいます。言葉は文化だから、ただ文法を勉強するんではなく、会話での仕草だとか、表情とかがとても大切なんだ、といつも言ってます。こんな風にいろんな国の人が集まれば、その比較もできるんですから。
学校を離れて、普段の生活について書いてみると・・。
カディスは大きな街ではないので、まだまだお店の営業時間も昔のとおりです。つまり、シエスタの時間があるんです。
近所の様子を見ると、実際にシエスタをしてる人は少ないのではないかと思うんですが、多くの人が家に帰って、昼食を取るんでしょうね。
授業は、私の場合、12時半に終わるので、買い物や銀行に用がある時もまだ余裕があります。
スーパーなどは5時半ごろから、また開きますが、銀行は2時半か3時には閉まって、それっきりなので、午前中に用を済ませないとなりません。
カディスは路地が狭くて、迷路を思わせるんですが(その割には歩きやすいと思います。何回か迷いましたが・・)、カルロスがその答えを教えてくれました。
ここは、一旦風が吹いたら、それはものすごい風が吹きます。そして、夏の強烈な日差し!もし、街路が広かったら、一気に風が駆け抜けていくでしょう。確かに、プラサでは、風の強い日にバルのパラソルが飛ばされたり倒れるのを見ました。そして、日差し対策。大抵、道の片側は日陰になってるんです。どんなに日差しが強くても、陰になってる方を選んで歩けばいいわけですよね。
ただ、どの街路もほとんど一方通行だし、狭くて駐車のスペースがないんですが、営業車はもちろん自家用車も用があれば、堂々と駐車するんです。後続の車は、運転手が戻ってくるのをひたすら待ってます。ほんとに急がない。
ここで生活をしていて慌てるのはカレフールという大きなスーパーで買い物をする時だけかも?バーコードを読んだ後、どんどん品物を投げてよこすし、それを袋にきちんと入れるなんてほとんど不可能です。入れ終えないうちに代金を払って、そうするともう、次のお客さんの品物が飛んでくるのでこの時ばかりは、日本のスーパーが懐かしくなります。
もうだいぶ慣れましたが、夜中に騒々しいのも特徴のひとつかもしれません。それともスペインはどこもそうなのかしら?
カディスは毎日ゴミの収集があるんですが、夜9時にならないと出せません。各建物の中に大きなゴミ箱があって、9時以降一番初めにゴミを出す住人がその箱を外に出します。市による収集は12時以降だし、しかも静かに作業しようなんて感じではないですし・・。何時であろうと、外を歩いている人も小声では話していないし・・。ほんとに面白いところです。
 
海沿いで魚釣りをする人
(カディスはどこでも釣りができるそうで、休みの日には大勢の人が釣りをしています)
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海を覗き込むと、魚が見えるんです
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カレタビーチにて(日没前)ここで見る落日は最高
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